位置情報とは?オンにすると便利な一方で、プライバシー流出のリスクも

位置情報とは?オンにすると便利な一方で、プライバシー流出のリスクも

現在地から目的の場所までのルートを確認したい時や、出先でタクシーを手配したい時に使う機能が「位置情報サービス」です。スマホを使っているとたびたびオンにすることを求められますが、素直に従って設定して大丈夫なのでしょうか。

この記事では、位置情報とはそもそも何なのか、位置情報はオンにすべきか。オフにすべきかについて解説します。

目次

位置情報とは

位置情報とは、GPSや使用している基地局情報、無線LANのアクセスポイントから割り出されるユーザーの現在地情報を指します。

GPSは、英語のグローバルポジショニングシステム(Global Positioning System/全地球測位システム)の頭文字を取ったものです。

スマホでは、地球の周囲を周回する4つのGPS衛星から発する電波を受け取り、それぞれの衛星からの距離を計算して現在の位置を割り出します。

GPSの測定誤差は数十メートル以内といわれていますが、GPSがWi-FiやBluetoothと連携すると、より高精度な特定が可能になります。

最近はスマホの位置情報をオンにすることで、便利に利用できるアプリが増えています。

位置情報はオンにすべき?

スマホの位置情報が有効に使われるアプリには、次のようなものがあります。

  • 地図アプリ
  • 乗り換え案内アプリ
  • 出前アプリ
  • お子さまの見守りアプリ
  • タクシー配車アプリ

一方で、インターネット上では「プライバシーの観点から位置情報をオンにすることはおすすめしない」という意見もみられます。しかし、それぞれのアプリがどのように位置情報を使用するのか、ユーザーがどのような使い方をするのかによってオンにすべきかどうかは異なるため、一概にどちらが良いとはいえません。

おすすめは、アプリごとに位置情報オン/オフの判断をし、ご自身が安心して利用できる設定にしておくことです。

位置情報をオンにするメリットや注意点を把握して、安全に利用しましょう。

位置情報をオンにするメリット

最近のアプリは、位置情報をオンにすることで本来の目的をより便利に活用できるものがあります。

たとえば、「地図アプリ」で現在地のマップを表示したい場合、地名を入力して表示するという方法もありますが、位置情報をオンにするとアプリ起動後にすぐに現在地の周辺マップを表示できます。

また、位置情報はリアルタイムに更新されるため、地図上でご自身の動きを把握するために役立ちます。

なかには、デバイスの位置情報をオンにしていないと目的を果たせないアプリもあります。お子さまやご家族の見守りアプリがその例です。

位置情報をオンにする際の注意点

位置情報をオンにする際の注意点は、2つあります。

1つ目は、位置情報をオンにしたままの状態だと、データ通信量を消費する点です。

実際には、位置情報と連動するアプリ内での画像や地図データの読み込みで、通信量が多くなります。

2つ目に、位置情報をオンにすると便利なシーンが増えますが、一方で、いる場所が他人に伝わり、プライバシーの流出につながる可能性があるのが怖いところです。

たとえば、「カメラアプリ」の位置情報をオンにすると、撮影した写真や動画内に撮影場所のデータも保存できます。しかし、自宅で撮った写真をSNSにアップロードした結果、住所が特定されてしまうケースもあります。

撮影したカメラの情報や撮影場所などの情報は、最近のSNSなどでは自動的に削除される傾向にありますが、こうした問題を回避するには、撮影時の位置情報を「許可しない」にしておいた方がよいでしょう。

位置情報のオン・オフは設定を確認

位置情報のオン・オフは設定を確認

上記の観点を踏まえると、スマホの位置情報はアプリごとにオン/オフを設定する方が望ましいでしょう。デバイスによって若干の違いがあるものの、どちらも「設定」アプリから簡単に行えます。

スマホには、デバイス自体の位置情報のオン/オフの設定のほかに、アプリごとにもオン/オフを設定する機能があります。

後者の設定は優先度が高いため、位置情報を利用したくないアプリはあらかじめオフに設定しておくことで、デバイス自体の位置情報をオンにしてもそのアプリ上の設定はオフのままなので、逐一設定をする必要がなくなります。

おすすめの設定は次の通りです。

  • 紛失したデバイスを探すサービス:オン
  • お子さまやご家族の見守りアプリ:オン
  • 地図アプリ、出前アプリ、タクシー配車アプリ:アプリを使用中のみオンに設定
  • 位置情報を共有したくないSNS:オフ
  • 位置情報を使うメリットがないアプリ:オフ
  • 位置情報をどんな風に利用しているかわからないアプリ:オフ
  • 利用頻度が少ないアプリ:オフ

位置情報オン・オフの設定手順

iPhoneの場合、位置情報の設定は、「許可しない」、「次回、または共有時に確認」、「このAppの使用中のみ許可」の3段階用意されています。

Androidもバージョン10以降からは、「常に許可」、「アプリが使用中の場合のみ許可」、「拒否」から選択し、それぞれのアプリが位置情報にアクセスする許可を管理できるようになりました。

iPhone、Androidそれぞれでの設定方法をご紹介します。

iPhoneの場合

iPhoneで、アプリごとにオン/オフを設定する方法は次の通りです。

1. 「設定」アプリをタップする

2. 「プライバシー」をタップする

3. 「位置情報サービス」をタップする

4. 下にスクロールして、目的のアプリをタップする

5. オプションの選択項目で、「許可しない」、「次回、または共有時に確認」、「このAppの使用中のみ許可」から目的の項目を選択する

デバイス自体の位置情報のオン/オフを設定する方法は次の通りです。

1. 「設定」アプリをタップする

2. 「プライバシー」をタップする

3. 「位置情報サービス」をタップする

4. 「位置情報サービス」のオン/オフを切り替える

Androidの場合

Androidで、アプリごとにオン/オフを設定する方法は次の通りです。デバイスやOSのバージョンによって項目名や細かな手順は異なります。

1. 「設定」アプリをタップする

2. 「位置情報」をタップする

3. 「位置情報へのアプリのアクセス」をタップする

4. 設定を変更したいアプリ名をタップする

5. 「常に許可」、「アプリが使用中の場合のみ許可」、「拒否」から目的の項目を選択する

デバイス自体の位置情報のオン/オフを設定する方法は次の通りです。

1. 「設定」アプリをタップする

2. 「位置情報」をタップする

3. 「位置情報の使用」をタップしてオン/オフを切り替える

位置情報のデータ通信量を押さえて、安くスマホを利用したい人におすすめなLINEMO!

最近では、便利なアプリが増えています。アプリをフル活用したい方にも、省エネで月額料金を抑えたい方にも、LINEMOはおすすめです。

お得な2つの料金プランを展開

LINEMOでは、ご自身のスマホの使い方にあわせて選べる2つの料金プラン(※)をご用意しています。

30GB利用できる「LINEMOベストプランV」は月額2,970円(税込)、段階性の「LINEMOベストプラン」は~3GBで月額990円(税込)~10GBで月額2,090円(税込)となります。(※)

LINEMOベストプラン LINEMOベストプランV
データ量 3GB 〜 10GB 30GB
月額基本料※1(税込) 900円
(990円)
1,900円
(2,090円)
2,700円
(2,970円)
LINEギガフリー※2 対応 対応
国内通話料 20円(22円)/30秒※3 5分以内無料※4
データ量超過後の速度 10GB超:300kbps
15GB超:128kbps
30GB超:1Mbps
45GB超:128kbps
テザリング 利用可能
(追加料金なし・申し込み不要)
  • ※1 通話料別 時間帯により速度制御の場合あり オンライン専用
  • ※2 トークでの位置情報の共有、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象外があります。
  • ・時間帯により速度制御の場合あり
  • ・その他の詳細は文末の「「LINEギガフリー」について」を参照
  • ※3 ナビダイヤル(0570から始まる番号)など異なる料金の電話番号あり
  • ※4 一部対象外の通話あり。1回当たり5分を超える国内通話の場合、従量制(20円(税込み22円)/30秒)。ナビダイヤル(0570から始まる番号)など異なる料金の電話番号あり(これらの電話番号は1回5分以内の国内通話し放題においても対象外)。
  • ※ その他の詳細は文末の「「LINEMOベストプラン」「LINEMOベストプランV」について」を参照
  • ※()内は税込表記

LINEギガフリー

LINEMOの2つの料金プランは、LINEのトークや電話、ビデオ通話のギガ消費ゼロの「LINEギガフリー」を利用できます(※)。

LINEアプリのデータ使用量が多い方や、これからLINEアプリの音声通話やビデオ通話を利用してみたいという方にもおすすめです。

  • ※「LINEギガフリー」について
  • ・トークでの位置情報の共有・Liveの利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象外があります。
  • ・その他の詳細は文末の「LINEギガフリー」について」を参照

故障や紛失を保証

iPhoneユーザーには、自然故障や画面、ガラスの損傷、紛失時のサポートサービスが受けられる「持込端末保証 with Apple Care Services」もご用意しています。

もしもの時の正規修理サービスも、お得な金額で受けられます。

たとえば、iPhone13 Pro Maxが壊れてしまった場合の修理代は、保証対象外だと92,400円(税込)(2022年8月現在)ですが、持込端末保証 with Apple Care Servicesに入っていると、12,900円(税込)で修理できます。

スマホを紛失した時も、ご自身の別のスマホやパソコンからおおよその位置を地図で確認できます。

持込端末保証with Apple Care Servicesの月額料金は次の通りです。

対象機種 月額料
2022年8月16日以前にお申し込み 2022年8月17日以降にお申し込み
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Pro Max

-

1,580円

iPhone 14 Pro Max
iPhone 14 Pro
iPhone 13 Pro Max
iPhone 13 Pro
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone 11 Pro
iPhone XS Max
iPhone XS
iPhone X

1,250円

1,480円

iPhone 15 Plus

-

1,380円

iPhone 14 Plus

-

1,350円

iPhone 15
iPhone 14
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 11
iPhone XR
iPhone 8 Plus
iPhone 7 Plus
iPhone 8
iPhone 7

950円

1,180円

iPhone SE(第1/第2/第3世代)

950円

950円

  • ※ご利用するiPhoneを2022年8月17日以降に変更された場合も、適用開始日から改定後の月額料となります。

詳しい「持込端末保証 with AppleCare Services」の内容については、こちらからご確認ください。

アプリごとに設定すれば安心!ご自身のスマホをチェックしてみよう

今日だけでもさまざまなアプリでスマホの位置情報が活用されていますが、知らずに利用してプライバシーが流出するリスクもあります。ご自身の使い方に合わせて、アプリごとにオン/オフの設定をしておくことがトラブル回避につながります。

また、必要最低限の設定にすれば、データ使用量の抑制にもつながるでしょう。

アプリをたくさん使いたい方も月額料金を安価に抑えたい方も、ぜひLINEMOをチェックしてみてください。

  • ※「LINEMOベストプラン」「LINEMOベストプランV」について
  • ・契約者年齢が18歳以上であることが必要です。
  • ・法人は対象外です。
  • ・3G専用端末、VoLTEに対応していない端末、SIMロック解除に対応していない端末など一部対象外端末あり。
  • ・MMS(キャリアメール)は利用できません。
  • ・SMSや海外でのご利用分などは別途料金が発生します。
  • ・月ごとの累積データ利用量がデータ量上限を超えた場合、月末まで、2段階で送受信時の最大通信速度を制限します。LINEMOベストプランVについては、30GBを超えた場合は1Mbps、45GBを超えた場合(「追加データ」容量を除く)は128kbpsに制限し、LINEMOベストプランについては、10GBを超えた場合は300kbps、15GBを超えた場合(「追加データ」容量を除く)は128kbpsに制限します。
  • ・データ量上限を超過した場合、追加データ(550円/1GB)を購入することで、通常速度でご利用いただけます。
  • ・ご加入当月に解約された場合、契約解除料990円のお支払いが必要です。ただし、「8日間キャンセル」等に基づき解約された場合を除きます。
  • ・月途中に解約の場合は、日割り計算は行いません。
  • ・国際通話、衛星電話宛通話料、他社が料金設定している電話番号への通話料、番号案内(104)等は上記通話料(22円/30秒)とは料金が異なり、1回5分以内の国内通話し放題の対象外です。NTTドコモが提供する衛星電話サービス(ワイドスター)宛の通話は177.1円/30秒となります。その他当社が指定する電話番号(当社以外が提供する電話サービスの利用にあたり接続する電話番号、一方的な発信又は機械的な発信により、一定時間内に長時間又は多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号など)は、上記通話料(22円/30秒)とは料金が異なり、1回5分以内の国内通話し放題の対象外となります。
  • ・ネットワークサービスの安定的な提供のため、時間帯により、動画、ゲーム等のサービス、AR(拡張現実)等の機能を用いたサービス、その他トラヒックの混雑を生じさせるおそれのあるサービスのご利用にあたり、通信速度を制御します。
  • ・通信が混雑し、又は通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、速度を制御する場合があります。
  • ・一定期間内に著しく大量の通信を継続的に行い、機械的な通信と当社が判断した場合は、当該通信を行うお客さまに対して通信速度を制限することがあります。
  • ・余ったデータ量は翌月以降に繰り越しません。
  • ・LINEスタンププレミアムのご利用には別途料金が必要です。
  • ※「LINEギガフリー」について
  • ・OS、ブラウザ又はアプリケーションのバージョンアップ、アップデート、Wi-Fiからの切替その他技術的要因により、ギガフリーの対象外となる場合があります。詳細は、LINEMOホームページをご確認ください。
  • ・iOS 15以降でiCloud+を利用する際に、プライベートリレーをオンに設定した状態でSafariブラウザからギガフリーの対象サービスを利用すると、データ量を消費する場合がございます。プライベートリレーをオフにした場合、iOS 14以前同様にギガフリーの対象サービスがデータ量を消費せずご利用いただけます。
  • ・ギガフリーの対象サービスは、変更、追加、廃止又はギガフリーの対象外となることがあります。
  • ・LINEサービス内で有料のサービスを利用する場合は、別途お支払いが必要です。
  • ※ 通話オプションについて
  • ・国際ローミング・国際電話(海外への通話)・衛星電話宛通話料・留守番電話センターへの通話料(再生時等1416)・着信転送サービスにおける転送先への通話料・ナビダイヤル(0570)・番号案内(104)・当社が指定し別途公表する電話番号などは、当サービスにおける無料通話の対象外です。
  • ・既にLINEMOをご利用中のお客さまが通話準定額・通話定額に加入した場合や、月途中に解除申込をした場合は、翌請求月から適用となります。
  • ・ご契約回線を解約する場合、通話準定額・通話定額の月額料金は日割り計算を行いません。
  • ・通話準定額の場合、5分を超える国内通話は、30秒につき22円の通話料が別途かかります。
  • ※ 通話オプション割引キャンペーンについて
  • ・通話準定額又は通話定額に加入していない月は割引適用されません。オプションに加入していない期間も通算して割引適用期間をカウントします。

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