真夏の炎天下でスマホを使用する際には、「スマホ熱中症」に注意が必要です。真夏の直射日光に長時間さらされると、人間や動物だけでなく、スマホも熱中症のような症状にかかる可能性があります。
本記事では、スマホ熱中症の原因や対策について、詳しく紹介します。
更新日:2025.10.10
スマホ熱中症とは、高温環境下でスマホを使い続けた時に、スマホの内部に熱がこもって劣化や不具合を生じる症状のことです。
炎天下の屋外や車のダッシュボードなど、スマホが高温になりやすい環境下では、数十分でスマホが高温になる可能性もあるので注意が必要です。
真夏の外出先でスマホを使用する際は、熱くなった時の対処方法を事前に知っておくことと、熱くならないための予防をしておくことが重要です。
スマホ熱中症になってしまう原因は、主に次の2つが挙げられます。
高温環境下では、スマホ内部の熱が外部へ放出されにくくなります。
夏の直射日光だけでなく、冬場の暖房器具や火の近く、ポケット内での体温などでも、熱がこもってスマホ熱中症になる可能性があります。
またゲームや動画の撮影、動作の視聴、地図アプリなどの負荷の大きな使い方をすると、発生した熱がそのままこもってしまう可能性があります。
もう1つ注意したいのが、充電しながらスマホを使用する「ながら充電」です。スマホの使用と、充電の両方で熱が発生するので、スマホ熱中症になる可能性が高まります。
外出先ではモバイルバッテリーで充電する機会があるかと思いますが、充電中はできるだけスマホの使用は避けましょう。
スマホが熱く、スマホ熱中症のリスクが高まっていると感じた時には、以下の対処方法が有効です。
複数枚の10円玉をスマホの背面に並べておくことで、冷却の速度を高めることができます。
10円玉の材料となる「銅」は熱伝導率が高い金属の一つとして知られています。スマホに銅を接触させることでスマホ内部の熱を効率的に放熱させることが可能です。10円玉が熱くなってきたら別の10円玉に交換をすることで、より短い時間でスマホの温度を下げることができます。
外出先にモバイル扇風機を持ち歩いている方も多いかと思います。
モバイル扇風機は人間の熱中症対策でも注目されていますが、スマホが熱くなってしまった時に温度を下げるアイテムとしても活躍します。
スマホにモバイル扇風機の風を当てることで、スマホから放出された熱を吹き飛ばすことができるので、スマホ内部からの熱が放出しやすくなり効率的に冷却できます。
スマホ熱中症と疑われる不具合が起きた時や、スマホ熱中症になりそうな時にやってはいけないことは、「保冷剤で冷やす」や「冷蔵庫に入れる」、「水をかける」などの急激な冷却です。
急激な温度変化があると、スマホ内部に結露ができて部品の故障につながる可能性があります。
スマホが熱いことに気付いた時に焦るかもしれませんが、こうした急激な冷却は避けましょう。
ここからは、スマホ熱中症になることを未然に防ぐために普段からできる予防の方法を2つ紹介します。
炎天下などのスマホ熱中症になりやすい環境では、ゲームや動画撮影などの発熱が起こりやすい高負荷な使い方はできるだけ避けたいところです。
高負荷な使い方がどうしても必要な場面でも、熱を持っていないかよく確認をしながら使用し、スマホ本体の発熱を感じたら使用を控えましょう。
最近ではスマホの冷却の専用グッズとして、スマホに装着できる「冷却ファン」や、熱伝導率の高い素材でできたスマホ背面に貼れる「冷却シート」なども販売されています。
冷却グッズを普段から適切に使用していけばスマホが熱くなる前に対処でき、熱による不具合や劣化の可能性を未然に防ぐことができます。
普段スマホを使用していて発熱が気になる場合は、こうした冷却グッズの使用の検討もおすすめです。
スマホ熱中症に備えて対策を行っていた場合でも、故障の可能性は少なからずあります。スマホ熱中症以外にも、スマホの落下や水没など気を付けていても故障のリスクはつきものです。
「高価なものだし、スマホの故障での出費は避けたい」と考えている場合は、スマホの保証サービスに加入しておくのも方法の1つです。
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10GB超:300kbps 15GB超:128kbps |
30GB超:1Mbps 45GB超:128kbps |
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| テザリング |
利用可能 (追加料金なし・申し込み不要) |
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スマホ熱中症は、炎天下でのスマホの使用で、熱がこもって不具合や劣化を起こす症状のことです。
スマホが熱くなってしまった時には、10円玉やモバイル扇風機を利用した冷却が有効です。普段からの予防としては、スマホが熱くなる使い方を外出先では避けることや、冷却グッズを利用することが挙げられます。
ぜひスマホ熱中症を理解して、適切な対策や予防を実践しましょう。
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