「携帯電話を乗り換えたいけど大変そう」と考えていませんか。
携帯電話の乗り換えは、正しい手順を知っていれば、実はとても簡単です。店舗に行かず自宅で手続きできる場合もあり、手間もあまりかかりません。
本記事では、携帯電話の乗り換え方法や具体的な手順を紹介します。携帯電話をお得に乗り換えるベストなタイミングや、乗り換える際の注意点、よくある質問もまとめました。
携帯電話の乗り換えを検討している方は、ぜひ本記事をお役立てください。
更新日:2024.5.31
携帯電話の乗り換え方法は、以下の4パターンに分けられます。
まずは、ご自身がどのパターンで乗り換えたいか確認しましょう。
電話番号を変えずに乗り換える場合は「MNP」、端末を変えずに乗り換える場合は「SIMロック解除」の手続きを行います。なお、2023年10月1日以降に販売されるスマホには、SIMロックを設定しないことが定められました。お使いの端末がSIMロック解除されているかどうか確認してから手続きを行うようにしましょう。
「MNP(Mobile Number Portability)」は、現在の電話番号を維持したまま他の携帯会社に乗り換える方法です。この方法には、ワンストップ方式とツーストップ方式の2つがあり、どちらを利用できるかは携帯会社によって異なります。
ワンストップ方式の場合は、乗り換え先の携帯会社のウェブサイトでMNPを申し込むだけで手続きが完了します。一方、ツーストップ方式では、現在の携帯会社でMNP予約番号を取得し、その番号を使って新しい携帯会社で手続きを進めます。
「SIMロック解除」は、利用中のスマートフォンのまま、携帯会社のみを変更する際に必要な手続きです。大手携帯会社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)で購入したスマホには、他社での携帯電話の利用を制限するために「SIMロック」がかかっていることがあります。携帯会社を変えるには、「SIMロック解除」の手続きが必要です。
ここでは、電話番号を変えずに他社の携帯会社からLINEMOに乗り換える方法を紹介します。
1.利用するスマホを用意する
2.SIMロックを解除する
3.MNP予約番号を取得する
4.本人確認書類を用意する
5.LINEMOへ申し込む
6.申し込み完了のお知らせメールと審査完了のお知らせメールを受け取る
7.SIMカードを受け取り、回線切替を行う(SIMカードの場合)
具体的な内容について詳しく解説します。
利用するスマホは、現在お使いのものでも新たに購入する予定のものでも構いません。ただ注意したいのが、LINEMOで利用できる端末かどうかです。LINEMOで利用可能な端末かどうかは、こちらのページから機種の入力をおこなって検索してみてください。
乗り換え先の携帯会社によっては、契約時に端末も同時に購入できますが、LINEMOは端末の販売をおこなっておりませんので注意しましょう(※一部店舗除く)。
利用するスマホの準備ができたら、SIMロック解除をおこないます。すでに、「SIMロックを解除している」「SIMフリーのスマホである」場合は、こちらの手順は必要ありませんので、3へお進みください。
SIMロックを解除する方法は、以下の2つです。
基本的にSIMロック解除は無料でおこなえますが、状況によっては手数料が発生することもあるので、事前に確認しておきましょう。
なお、ソフトバンクおよびワイモバイルからLINEMOへの乗り換えの場合、乗り換え時に利用している端末のSIMロック解除手続きが同時に実施されます。そのため、SIMロック解除手続きは不要です。
乗り換え先が決まったら、現在契約しているキャリアのMNP予約番号を発行します。MNP予約番号とは、使用中の電話番号を乗り換え先でも利用するために必要な10桁の番号のことです。なお、ソフトバンクまたはワイモバイルからLINEMOに乗り換える場合は、MNP予約番号が不要ですので、4へお進みください。ほかにも、電話番号の引き継ぎが不要な場合は、今の携帯会社を解約してLINEMOに新規契約しますので、MNP予約番号の取得は必要ありません。
MNP予約番号の発行先は以下の通りです。
MNP予約番号には発行日から14日間の有効期限があるため、必ず期限内に手続きを行いましょう。なお、LINEMOにお申し込みする際は、取得したMNP予約番号の有効期限が、SIMカードの場合は10日以上、eSIMの場合は5日以上残っている必要があります。MNP予約番号発行後は、すみやかに手続きを行うようにしましょう。
申し込みには、本人確認書類が必要となります。申し込み前に、以下のいずれかを用意しておきましょう。
加えて、支払い情報も必要になります。LINEMOの支払方法は、以下の2通りです。
いずれも契約者と同一名義のものでないと受け付けできませんので、ご了承ください。
全て準備が整ったら、LINEMOへ申し込みを行いましょう。指示された通りに入力を行うだけでお申し込みが完了します。
無事申し込みが完了したら、「申し込み完了のお知らせメール」「審査完了のお知らせメール」がそれぞれ届きます。無事審査完了となったら、SIMカードが発送されますので、到着まで待ちましょう。なお、eSIMでのお申し込みの場合は、審査完了後アプリなどで設定完了したら利用可能となります。
SIMカードを受け取ったら、同封されている設定マニュアルに沿って回線切替の手続きを行いましょう。回線切替の手続きは、お使いの端末によっても異なります。以下のページでも端末ごとの回線切替の方法について解説していますので、参考にしてみてください。
かつて日本では、2年間の契約期間内で中途解約をした場合に違約金が発生する「2年縛り」が主流だったため、2年を境に携帯電話を乗り換えていた方が多いかもしれません。
しかし、日本の携帯電話の利用料金の低廉化や通信事業者の公正な競争を促す目的で、総務省は電気通信事業法の一部を改正するなどしました。その結果、2021年から2022年にかけて大手通信キャリアが2年縛りと違約金を廃止しました。
キャリア | 内容 |
---|---|
ソフトバンク | 2022年2月1日(火)以降、契約更新月以外の解約でも契約解除料は免除 |
au | 2022年3月31日(木)をもって、契約期間を定めた割引サービス/料金プランの契約解除料を廃止 |
NTTドコモ | 2021年10月1日(金)以降は2年縛りも解約金も解約留保も廃止 |
ただし乗り換えのお得なタイミングに関しては、まだいくつかチェックポイントが残っています。
例外もありますが、月末は乗り換えがお得なタイミングです。
格安SIM、大手通信キャリアともに、解約月の基本料金は日割り料金にならず、満額が請求されるケースが多い傾向にあります。ただし、携帯会社や契約プランなどによっては、日割り計算になる場合もあるので事前に確認しておきましょう。
基本料金以外にもセキュリティパックや、親回線で契約したデータ量を子回線と分け合えるシェアサービスなどのオプションは、解約のタイミングに限らず全額請求されるケースが多いです。そのため、サービスをフル活用した後の月末に解約するのがお得といえます。
キャリアによって締め日は異なるため、ご自身で締め日を確認してその直前に解約しましょう。
ご利用中の携帯電話の劣化を感じ始めたタイミングで機種変更を検討するのも良いでしょう。
携帯電話に擦れた跡がある、画面にひびが入っているけれど動作は問題ない場合などは、大手通信キャリアや中古携帯ショップなどで下取りしてもらえる場合があります。
さほど傷がなく発売から間もない機種であれば、高額買い取りも期待できます。
気になっている通信事業者が、乗り換えキャンペーンを行っているタイミングもおすすめです。
携帯電話をお得な価格で購入できたり、大量のポイントが付いたり、数カ月間無料で利用できたりするケースもあります。
LINEMOでは「通話オプション割引」などのキャンペーンを定期的に行っています。通話オプション割引キャンペーン2では、5分以内の国内通話が無料になる通話オプション「通話準定額」(550円/月)(※1)が、LINEMOの契約月を1カ月目として7カ月目まで無料(※2)でお使いいただけます。電話をかける機会が多い方も、LINEMOであれば最大7カ月目までは通話料金が安く抑えられます。
加入~7ケ月目※2 | 2,728円/月 | 2,728円/月 | 2,728円/月 |
8ヶ月目~ | 3,728円/月 | 4,378円/月 |
ほかにも基本料金が実質無料になるキャンペーンや他社からの乗り換えや新規ご契約の方へPayPayポイントがもらえるキャンペーンもご用意しております。キャンペーンは月によって内容が異なるため、現在実施中のキャンペーンは公式サイトからご確認ください。
今までは電話がメインだったけれど、インターネットで調べものをする機会が増えてきた方や、SNSやゲームアプリはするけれど電話はほとんど利用しなくなったという方には、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。
大手通信キャリアの料金プランは「音声通話」と「データ通信」のセットが基本ですが、格安SIMでは2つを切り離して最小限の機能を利用することも可能です。
LINEMOの料金プランは「データ通信+音声通話」であり、音声通話は通話従量制(22円/30秒)です。必要に応じて、音声通話オプションを追加できるようになっています。
大手通信キャリアでは、光回線(固定回線)とスマホの契約を同時に行うと、セット割が適用されるケースがあります。
たとえばソフトバンクの場合、ソフトバンク光+ソフトバンクの対象プランで「おうち割光セット」が適用されます(指定オプションへの加入が必要)。
格安SIMの場合はセット割を設けていないケースが多いものの、その分単体の料金プランの契約ができ、価格を抑えられるのが特徴です。
続いて、携帯電話を乗り換える際の注意点を紹介します。
月末に乗り換えた方がお得な一部のキャリアでは、その時期になるとサポート窓口が混みあう傾向にあります。月末が締め日ではないキャリアでも、締め日の直前はサポート窓口が混雑し、つながりにくい場合があります。最終日では間に合わない可能性もあるため、早めに準備を進めましょう。
また、乗り換えを機に携帯電話の家族間譲渡を行いたい場合も注意が必要です。たとえば、乗り換え前の契約者が親で、乗り換え後は契約者を子どもにしたい場合、家族間譲渡を行ってからMNP予約番号を発行しなければいけないケースもあります。しかし、譲渡手続きがシステムに反映されるのには時間を要するため、最終日の手続きでは間に合わない可能性があります。
ちなみにLINEMOは、オンラインで譲渡が可能であるため、MNP予約番号発行前に家族間譲渡をおこなう必要はありません。
このほかにも、店舗が受付を締め切ってしまう、電話がなかなかつながらないなどの不測の事態が発生する可能性があるため、早めの行動を心がけましょう。
乗り換える時点で利用中の携帯電話の残債が残っている場合は、乗り換え後も引き続き支払いが発生します。
携帯電話の残債や解約月の月額利用料、乗り換え先の初月利用料金、契約事務手数料などで一時的に出費が増える場合があります。乗り換えにかかる費用は多めに見ておきましょう。
乗り換えキャンペーンを利用する場合は、条件を確認しましょう。条件を満たしていないと、乗り換えても特典を受けられません。
中には、「スマホの購入と下取り」や「有料オプションへの申し込み」などの条件がある場合もあります。適用条件が複雑なこともあるので、必ず確認してください。
携帯電話の乗り換えに関するよくある質問にお答えしていきます。
「MNP」を利用して乗り換える場合は、最短1〜3日で手続きが完了します。ウェブサイトで手続きを行った場合は、新しいSIMカードが届くまでに1〜3日ほど必要です。
ただし、乗り換えの期間中も現在利用中の携帯電話は使用できます。
携帯電話を乗り換えても、LINEやアプリはそのまま利用可能です。ただし、LINEのトーク履歴はバックアップなどの引き継ぎが必要となります。LINE以外にも引き続きが必要なアプリもあるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
新しいスマホにアプリをインストールし、IDやパスワードでログインすれば自動で引き継がれるのでご安心ください。
携帯電話をお得に変えるなら、乗り換えがおすすめです。
乗り換えには様々なキャンペーンを受けられたり、月額料金の見直しができたりなどのメリットがあります。特に大手キャリアから格安SIMに変更することで、月額料金が大幅に安くなる可能性もあります。
携帯電話をお得に利用するためには、まず乗り換えを検討してみることをおすすめします。
携帯電話を乗り換えるなら、月額料金をぐっと抑えられる格安SIMがおすすめです。
LINEMOは、ソフトバンクが運営するオンライン限定の格安SIMブランドです。月額料金が安いことはもちろん、次のようなメリットがあります。
LINEMOは、2,728円/月(税込)のスマホプランと、990円/月(税込)のミニプランの2種類を用意しています。データ量はそれぞれ20GBと3GBで、ご自身が必要な使用量に応じてプランを選ぶことができます。
スマホプラン | ミニプラン | |
---|---|---|
データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー(※4) | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
また、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話がギガを消費しない「LINEギガフリー」も提供しています(※4)。LINEアプリを利用している方同士であれば、時間を気にせずに音声通話やビデオ通話を楽しめます。
LINEMOは、各種手数料も無料です。
格安SIMを試してみたい方は、ぜひLINEMOをご検討ください。
大手通信キャリアの2年縛りと違約金が廃止されたことで、ユーザーは以前に比べて携帯電話を乗り換えやすくなりました。
携帯電話の乗り換えは難しい印象があるかもしれません。しかし、ご自身の乗り換えパターンを把握し、正しい手順に従って手続きすることで簡単に乗り換えが可能です。また、乗り換えることで携帯電話の月額料金を見直せるのも利点のひとつです。よりお得に携帯を利用したいと考えている方は、格安SIMへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
一部例外はありますが、お得に乗り換えられるタイミングは、サービスをフル活用した後の月末です。しかし、ギリギリの手続きとならないように注意しましょう。
LINEMOは、各種手数料無料で気軽に乗り換えられる格安SIMの1つです。
ぜひこの機会にご検討ください。
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