スマホやガラケーなどの携帯電話を買い替える時期は、人それぞれです。新しいデバイスをすぐに試したい方もいれば、今利用しているデバイスを限界まで利用される方もいるでしょう。
携帯電話を「おトクに乗り換える」となった場合、おすすめのタイミングはいつでしょうか?
本記事では、携帯電話を乗り換えるベストなタイミングと、乗り換えるにあたっての注意点や手順を紹介します。
更新日:2023.10.27
日本では、2年間の契約期間内で中途解約をした場合に違約金が発生する「2年縛り」が主流だったため、この2年を境に携帯電話を乗り換えていた方が多いかもしれません。
しかし、日本の携帯電話の利用料金が高いことや通信事業者の競争を促す目的で、2021年または2022年から大手通信キャリアが2年縛りと解約金を廃止しました。
キャリア | 内容 |
---|---|
ソフトバンク | 2022年2月1日(火)以降、契約更新月以外の解約でも契約解除料は免除 |
au | 2022年3月31日をもって、契約期間を定めた割引サービス/料金プランの契約解除料を廃止 |
ドコモ | 2021年10月1日(金)以降は2年縛りも解約金も解約留保も廃止 |
そのため、今後は上記の縛りがなくなり、ご自身の好きなタイミングで通信事業者の乗り換えができるようになります。
ただし、乗り換えのおトクなタイミングに関しては、まだいくつかチェックポイントが残っています。
一部例外もありますが、月末は、乗り換えのおトクなタイミングです。
格安SIMの多くは解約月も日割り計算されますが、大手通信キャリアの多くの料金プランやオプションサービスは日割りにならず、満額請求です。
なかにはセキュリティパックや、親回線で契約したデータ量を子回線と分け合えるサービスも含まれるため、サービスをフル活用した後に月末に解約するのがおトクといえます。
またキャリアによって締め日は異なるため、ご自身で締め日を確認してその直前に解約しましょう。
ご利用中の携帯電話で劣化を感じ始めたタイミングで機種変更を検討するのも良いでしょう。
携帯電話に擦れた跡がある、画面にひびが入っているけれど動作は問題ない場合などは、大手通信キャリアや中古携帯ショップなどで下取りしてもらえる場合があります。さほど傷がなく発売から間もない機種であれば、数万での買取りも期待できます。
気になっている通信事業者が、乗り換えキャンペーンを行っているタイミングもおすすめです。携帯電話をおトクな価格で購入できたり、大量のポイントが付いたり、数カ月間無料で利用できたりするケースもあります。
LINEMOでは、契約月を1カ月目として7カ月目まで、5分以内の国内通話が無料になる通話オプション「通話準定額」(550円/月)(※1) が、「通話オプション割引キャンペーン」で無料(※2) で使えます 。電話をかける機会が多い方も、LINEMOの場合は最大7ヶ月間は通話料金が安く抑えられます。
他にも他社からの乗り換えや新規ご契約の方へPayPayポイントがもらえるキャンペーンをご用意しています。キャンペーンは月によって内容が異なるため、現在実施中のキャンペーンは公式サイトからご確認ください。
今まで電話がメインだったけれど、インターネットで調べものをする機会が増えてきた方や、SNSやゲームアプリはするけれど電話はほとんど利用しない方には、格安SIMがおすすめです。
大手通信キャリアの料金プランは「音声通話」と「データ通信」のセットが基本ですが、格安SIMでは2つを切り離して最小限からの組み立てが可能です。
たとえば、LINEMOの料金プランは「データ通信のみ」で、音声通話は通話従量制(22円/30秒)です。必要に応じて、かけ放題の音声通話オプションを追加できるようになっています。
大手通信キャリアでは、光回線(固定回線)とスマホの契約を同時に行うと、セット割が適用されるケースがあります。
たとえば、ソフトバンクの場合、ソフトバンク光+ソフトバンクスマホの契約で「おうち割 光セット」が適用されます。
格安SIMの場合はセット割を設けていないケースが多いものの、その分単体の料金プランの契約が安いのが特徴です。
続いて、携帯電話を乗り換えるタイミングの注意点を紹介します。
先述した通り一部のキャリアでは、月末はおトクなタイミングで乗り換えられることから、サポート窓口が混みあう傾向にあります。月末が締め日ではないキャリアでも、締め日の直前はサポート窓口が混雑し、つながりにくい場合があります。最終日では間に合わない可能性もあるため、早めに準備を進めましょう。
また、乗り換えを機に携帯電話の家族間譲渡を行いたい場合も注意が必要です。たとえば、乗り換え前の契約者が父親で、乗り換え後は契約者を子どもにしたい場合、家族間譲渡を行ってからMNP予約番号を発行する必要があります。しかし、譲渡手続きがシステムに反映されるのが最短で翌日であるため、最終日の手続きでは間に合いません。
このほかにも、店舗が受付を締め切ってしまう、電話がなかなかつながらないなどの不測の事態が発生する可能性があるため、早めの行動を心がけましょう。
乗り換えを行う時点で利用中の携帯電話の残債が残っている場合は、乗り換え後も引き続き支払いが発生します。
携帯電話の残債や解約月の月額利用料、乗り換え先の初月利用料金、契約事務手数料などで一時的に出費が増える場合があります。乗り換えにかかる費用は多めに見ておきましょう。
乗り換え先の初月の基本料金は、日割り計算になる通信事業者が多いようです。
ただし、同月内に契約変更・解約などされた場合には日割りで計算しないなどの例外もあるため、必ず確認しておきましょう。
今回はLINEMOを例に、「ソフトバンク系列の通信事業者から乗り換える手順」と、「他社からLINEMOへ乗り換える手順」の2パターンを紹介します。
ソフトバンク・ワイモバイルからLINEMOへの乗り換える場合は、以下の手順で行います。
1.利用するスマホを用意する(eSIMで申し込む場合は、SIMロック解除が必要)
2.My SoftBankまたはMy Y!mobileの登録情報を最新にする
3.LINEMOへ申し込みを行う
4.申し込み完了のお知らせメール、審査完了のお知らせメールを受け取る
5.SIMカードを受け取り、回線切替を行う(SIMカードの場合)
SIM受け取り後の手続きは、こちらからご確認ください。
ソフトバンク・ワイモバイルから乗り換える際は、契約者の本人確認書類やMNP予約番号は不要でお手続きができます。また、LINEMOへ乗り換え時の契約解除料含めて、各種手数料は無料です。
他社からLINEMOへ乗り換え(MNP)する場合は、以下の手順で行います。
1.利用するスマホを用意する
2.SIMロック解除をする
3.MNP予約番号を取得する
4.本人確認書類を用意する
5.LINEMOに申し込みを行う
6.申し込み完了のお知らせメール、審査完了のお知らせメールを受け取る
7.SIMカードを受け取り、回線切替を行う(SIMカードの場合)
SIM受け取り後の手続きは、こちらからご確認ください。
他社からの乗り換え(MNP)の場合は、乗り換え前の通信事業者で「SIMロック解除手続き」と「MNP予約番号の取得手続き」を行います。その後、LINEMOオンラインストアでMNP転入のお手続きを行ってください。
携帯電話を乗り換えるなら場合は、月額料金をぐっと抑えられる格安SIMがおすすめです。
LINEMOは、ソフトバンクが運営するオンライン限定の格安SIMブランドです。月額料金の安さはもちろん、次のメリットを持ち合わせています。
LINEMOは、月額2,728円(税込)のスマホプランと、月額990円(税込)のミニプランの2種類を用意しています。データ量はそれぞれ20GBと3GBのため、ご自身の必要に応じてプランを選ぶことができます。
スマホプラン | ミニプラン | |
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データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
また、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話がギガの消費ゼロの「LINEギガフリー」も提供しています。LINEアプリを利用している方同士であれば、時間を気にせずに音声通話やビデオ通話を楽しめます。
LINEMOでは、各種手数料も無料です。
また、初月の月額基本料は日割り計算となります。月初、月末関係なく、使ったぶんだけの月額料金で済むところもおトクです。「格安SIM」を試してみたい方は、ぜひLINEMOをお試しください。
大手通信キャリアの2年縛りと解約金が廃止され、ユーザーは前よりも乗り換えしやすくなりました。
一部例外はありますが、よりおトクに乗り換える場合はサービスを満喫した後の月末がベストです。しかし、ギリギリの契約とならないように注意しましょう。
LINEMOは、各種手数料無料で気軽に乗り換えられる格安SIMの1つです。ぜひこの機会にご検討ください。
※当ページの内容は公開日時点の情報です。
※表示価格は特に断りがない限り税込です。