Wi-Fiは、スマホなどの端末をLANケーブルなしでインターネットにつなげられる無線LANの規格です。スマホやタブレット、パソコンでは、モバイル回線のデータ容量を消費することなく通信ができるため、普段から利用されている方も多いのではないでしょうか?
ですが、最近動画の再生速度が遅い、ゲームアプリにラグが発生するなど、Wi-Fiが遅いと感じるシーンはありませんか。
本記事では、そんな方に向けて、Wi-Fiが遅い理由、遅い時に試したい対処法を紹介します。
~Wi-Fiとは?仕組みや種類、導入するまでの流れをわかりやすく解説~
本記事では、そんな方に向けて、Wi-Fiが遅い理由、遅い時に試したい対処法を紹介します。
更新日:2026.1.7
ご自宅で利用しているWi-Fi通信速度が遅い原因は、いくつか考えられます。
精密機械にありがちな接続部分の接触の問題もあれば、根本的な回線を見直さなければ改善しないケースもあります。
まずは、Wi-Fiの速度低下を招く可能性がある以下の項目を確認しましょう。
1つ目は、Wi-Fiルーターに接続している端末の数が多いことです。
Wi-Fiルーターはそれぞれ快適に利用できる同時接続の推奨台数が決まっています。高性能なWi-Fiルーターほど多い傾向にあります。
また、Wi-Fi接続をしている1つの端末で大量の通信を行っている場合には、Wi-Fi接続をしているほかの端末の通信速度が遅くなることもあります。
例えば、ご家族3人で利用される場合、最低でも3台以上は同時接続可能なWi-Fiルーターが理想です。
最近では、電子レンジや冷蔵庫、掃除機、エアコン、スピーカーなどの家電製品もWi-Fに接続できる場合があります。
まずは、利用されているWi-Fiルーターの同時接続の推奨台数を確認しましょう。
Wi-Fiの電波は、障害物の影響を受けやすい点も特徴です。
壁や天井などを隔てて無線通信をする場合、障害物に使用されている素材によっては通信できない場合があります。
例えば、Wi-Fi電波を反射もしくは吸収してしまう性質がある「金属」、あるいは「金属性の素材が含まれたガラス」、勢いを減衰させる「コンクリート」などです。
土壁、木材、断熱材などを隔てることによっても、通信速度が落ちてしまう可能性があります。
Wi-Fiで利用されている「2.4GHz帯」の周波数帯は、一般的な家電製品でも利用されています。そのため、電子レンジやテレビ、コードレス電話機、FAXなどの家電製品の近くは、電波が干渉して通信状態が不安定になることも考えられます。
Wi-Fiルーターに不具合がある場合は、Wi-Fiの通信速度が遅くなる、または接続が途切れることがあります。特に、在宅勤務などで長時間Wi-Fiを利用する方はルーター本体の管理にも要注意です。
Wi-Fiルーター本体に熱がこもると、故障を防ぐために処理能力が低下します。劣化が進んだ古いタイプの場合は、通信速度が遅いなどの問題が起こりやすくなります。
Wi-Fiに接続している端末にだけ速度低下が見られる場合は、その端末に原因があるかもしれません。
最新でないOSを使っていると、Wi-Fiルーターとの相性によっては、接続が不安定になることがあります。スマホやタブレットの場合は、OSのアップデートを行い、最新の状態にしておきましょう。
まずは、すぐにできる対処法を試して様子を見てみましょう。
Wi-Fiルーターが発するWi-Fi電波は、子機にあたる端末で分け合っています。Wi-Fiに接続している端末を確認し、利用していないものがあればWi-Fiの設定をオフに切り替えましょう。
Wi-Fiルーターは障害物の影響を受けやすいため、置き場所を変えるのも有効な手段です。
Wi-Fiルーターの置き場所は、できるだけ家の中央でやや高さがあり、周りに障害物のないところが理想です。
ガラス製品や家電製品の近くは、なるべく避けるようにします。どうしても部屋の隅に置くしかない場合は、壁から少し離すのがおすすめです。
一見影響のなさそうな水槽や花瓶も、水の電波を吸収しやすい性質が影響して減衰する可能性があるため、できるだけ避けて設置しましょう。
Wi-Fiで使われる周波数帯は「2.4GHz帯」と「5GHz帯」があります。
| 周波数帯 | 特徴 |
| 2.4GHz帯 | 周波数が低く、障害物にも強い、電波が遠方まで届きやすい |
| 5GHz帯 | Wi-Fi専用の電波で、2.4GHz帯に比べて他の機器との干渉を起こしづらく、通信が安定している |
2.4GHz帯は遠くまで届く反面、家電やIHクッキングヒーター、Bluetoothなどのほか機器との干渉を起こしWi-Fiが弱まる可能性があります。
一方の5GHz帯は有効範囲がやや狭いものの、Wi-Fi専用の電波であるため、ほかの機器との干渉を起こしづらく、通信が安定しています。ただし、障害物により弱まる場合もあるため、ルーターの近くでWi-Fiを使用する場合などに向いています。
最新のWi-Fi規格「Wi-Fi 6」に対応するWi-Fiルーターを利用している場合は、2.4GHz帯と5GHz帯のどちらに接続するかを、子機となる端末で選択できます。まずは、利用していない周波数帯に変更して様子を見てみましょう。
これまでに紹介した、対処法を試しても通信速度が改善されない場合は、Wi-Fiルーターの買い替えや回線、プロバイダの見直しも検討しましょう。
Wi-Fiの通信速度は、Wi-Fiルーターが対応している「通信速度の規格」と「通信方法の規格」が深く関係しています。
「通信速度の規格」は、Wi-Fi6が最新でWi-Fi 5よりも情報を処理するスピードが速い傾向にあります。
Wi-Fiの伝達規格は以下の通りです。なお「最大伝達速度」は、規格上の速度となるため、実際のデータ伝送速度はこれよりも遅くなります。
| 規格名 | 業界団体が定めたわかりやすい呼び方 | 使用する周波数帯 | 最大伝送速度(※1) |
| IEEE 802.11a | - | 5GHz帯 | 54Mbps |
| IEEE 802.11b | - | 2.4GHz帯 | 11Mbps |
| IEEE 802.11g | - | 2.4GHz帯 | 54Mbps |
| IEEE 802.11n | Wi-Fi 4 | 2.4GHz帯 5GHz帯 |
600Mbps |
| IEEE 802.11ac | Wi-Fi 5 | 5GHz帯 | 6.9Gbps |
| IEEE 802.11ax | Wi-Fi 6 | 2.4GHz帯 5GHz帯 |
9.6Gbps |
「接続方法の規格」は、従来の「IPv4 PPPoE」という接続方式の利用者が増えたことにより、通信が混雑する状況にあります。そのため、新しく「IPv6 IPoE」が誕生しました。
IPv6 IPoEは、IPv4 PPPoEより混雑度が低く、通信速度が改善される傾向にあります。
IPv6 IPoEを利用の際には光回線・プロバイダとの契約、IPv6 IPoE対応のWi-Fiルーターが必要です。
現在契約しているWi-Fiルーターの規格は新しいものか、また、光回線・プロバイダで利用しているサービスの内容見直しましょう。
このように、Wi-Fiが遅くなる原因は以下などがあげられます。
本記事で紹介した「すぐにできる対処法」を試しても改善されない場合は、Wi-Fiルーターや光回線・プロバイダの見直しを検討しましょう。
またスマホの通信速度でお悩みの場合は、スマホの通信プランをデータ容量が多いものに変更する方法もあります。
LINEMOでは2つのプランを提供しており、30GB利用できる「LINEMOベストプランV」は月額2,970円(税込)、段階性の「LINEMOベストプラン」は~3GBで月額990円(税込)~10GBで月額2,090円(税込)となります。(※)。
| LINEMOベストプラン | LINEMOベストプランV | |||
|---|---|---|---|---|
| データ量 | 3GB | 〜 10GB | 30GB | |
| 月額基本料※1(税込) | 900円 (990円) |
1,900円 (2,090円) |
2,700円 (2,970円) |
|
| LINEギガフリー※2 | 対応 | 対応 | ||
| 国内通話料 | 20円(22円)/30秒※3 | 5分以内無料※4 | ||
| データ量超過後の速度 |
10GB超:300kbps 15GB超:128kbps |
30GB超:1Mbps 45GB超:128kbps |
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| テザリング |
利用可能 (追加料金なし・申し込み不要) |
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