スマホの乗り換えで、「MNP予約番号」という言葉が気になっている方もいるのではないでしょうか。
MNP予約番号は、乗り換え先で電話番号を引き継ぐために必要な番号です。
「乗り換えも初めてだし、番号の取得とか難しそう」と感じる方も多いかと思いますが、番号の取得や乗り換えの手続きは、分かってしまえばそんなに難しくありません。必要な手続きを事前に確認しておきましょう。
この記事では、MNP予約番号の詳細、発行方法、発行の注意点などを紹介します。
更新日:2023.9.6
MNP予約番号は、電話番号を引き継いで乗り換えをするために、手続きで必要な番号です。
MNPは「Mobile Number Portability(携帯電話番号ポータビリティ)」の略で、電話番号を変更することなく他社へ乗り換えできる制度のことです。
2006年にMNPの制度が開始される以前は、契約元を解約し、乗り換え先で新たに電話番号を取得して乗り換えをする必要がありました。現在はMNPの制度を利用し、電話番号の引き継ぎが可能です。
MNPで乗り換えをする際は、乗り換え元の携帯電話会社でMNP予約番号を取得し、乗り換え先でMNP予約番号を申告して手続きをすることになります。
MNP予約番号は、契約中の携帯電話会社で発行できます。オンライン手続き、電話窓口、店舗などでMNP予約番号発行の申し込みを受け付けています。
オンラインでの予約番号発行は、各キャリアの会員ページから可能です。
LINEMOでは、My menuからMNP予約番号を発行できます。具体的なお手続き方法は、以下のサポートページをご確認ください。
Q:LINEMOから他社へ乗り換える手続き方法を教えてください。[携帯電話番号ポータビリティ(MNP)]
ソフトバンクでは「My SoftBank」、ドコモでは「My docomo」、auでは「My au」、楽天モバイルでは「my 楽天モバイル」で、それぞれ発行を受け付けています。
電話でMNP予約番号を発行する場合、受付時間内に各キャリアの窓口に連絡をして取得しましょう。
それぞれ公式サイトから確認ができます。
大手キャリアサービスでは、店舗でもMNP予約番号の発行を受け付けています。本人確認書類を持参の上、手続きを行いましょう。
なお、新型コロナウイルスの感染防止対策として、来店予約を推奨しているキャリアもあります。ソフトバンクでは、混雑緩和のため原則事前に予約が必要となり、予約がない方については当日の対応ができない場合があります。
事前に来店予約の手続きを忘れずにしておきましょう。
MNP予約番号の取得は無料です。オンライン、電話、店舗のいずれの方法でも手数料は発生しません。
乗り換えの際にかかる費用としては、以前はMNP転出手数料、契約解除料などの費用がありましたが、いずれも無料化されています。
MNP転出手数料、契約解除料の無料化で、乗り換えのためのハードルは以前に比べると大幅に下がっています。
最近では、大手キャリア以外にも格安で利用できる通信サービスが数多く出てきています。料金の見直しを考えている方は、乗り換えも含めて検討してみましょう。
次に、MNP予約番号発行やMNP手続きに関する注意点を確認しましょう。乗り換えを予定している方は、ぜひ参考にしてください。
MNP予約番号発行・MNP手続きに関する注意点は以下の4つです。
MNP予約番号の有効期限は、予約日も含めて15日間の有効期限があります。有効期限を過ぎると再取得が必要です。番号取得後は、早めに手続きを進めていきましょう。
なお、乗り換え先によっては「有効期限の残り日数が○○日以上」などの指定があり、さらに早めに手続きが必要な場合もあります。
乗り換え先の携帯電話会社で契約事務手数料が必要な場合があります。
乗り換え元でのMNP転出手数料や契約解除料は無料化されているところが多いですが、契約先での契約事務手数料は必要なところも多いので、乗り換えのための費用として念のため見積もっておきましょう。
なお、LINEMOでは契約事務手数料は無料となっています。
MNPで乗り換えをする場合、開通手続きをして乗り換え先の回線に切り替えが完了次第、乗り換え元は自動的に解約されます。乗り換え元での解約手続きは特に必要ありません。
乗り換え元を先に解約してしまうと、電話番号を引き継いでのMNPでの乗り換えができないことになるので、注意しましょう。
キャリアで購入したスマホには「SIMロック」がかかっている場合があります。SIMロックは、その会社以外の回線では利用できないように端末自体にロックをかけるものです。
お手持ちのスマホにSIMロックがかかっていて、かつ乗り換え先が別キャリアの回線となる場合は、SIMロックの解除が必要となります。乗り換え元でSIMロックを解除しておきましょう。
SIMロックの解除は、オンラインや店舗で申し込みが可能です。オンラインでは無料、店頭ではキャリアによって手数料が発生する可能性があるため注意が必要です。
SIMロック解除の詳細は下記の記事で詳しく解説しているので、気になる方はご確認ください。
「乗り換えでスマホ料金を節約したいけど、どこにするか迷っている」という場合は、ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」がおすすめです。
従来の乗り換えでは、事前に元の携帯会社から「NMP予約番号」を取得するという方法でしたが、2023年5月24日より、Webでのお申し込みのみ、MNP予約番号の手続きが不要になりました。手続きが1社で完結するため、乗り換えが手軽にできます。
LINEMOを使う主なメリットは以下の3点です。
格安でキャリア品質の通信が利用できるほか、「LINEギガフリー」でLINEの対象機能のギガ消費がゼロになります(※1)。料金プランも、ご自身の使い方に合わせて選べます。LINEMOのメリットをそれぞれ見ていきましょう。
LINEMOではスマホの使い方に合わせてプランが選べます。LINEMOの料金プランはスマホプラン、ミニプランの2つです(※2)。
スマホプラン | ミニプラン | |
---|---|---|
データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
たくさんデータ量を使うなら「スマホプラン」、少ないデータ量でも十分なら「ミニプラン」がおすすめです。必要なデータ量に合わせてプランを選択しましょう。
なお、プラン契約後もスマホプランとミニプランのプラン間で変更可能です。「もっとデータ量が欲しい」「3GBでも足りそう」という時も、翌月からプラン変更できます。プラン変更は、My Menuからオンラインで手続きができ、翌月1日から適用となります。
LINEMOは、高速&高品質なソフトバンク回線でサクサクつながるのが特徴です。
格安SIMでは、大手キャリアの回線の一部を借りて通信を提供しているため、ユーザーが集中する昼休みや通勤通学時に速度が低下しやすい傾向にあります。LINEMOは、ソフトバンクネットワークと同じ高速&高品質で、、いつでも快適に通信が可能です。
また、LINEMOは全国の広いエリアで電波が繋がります。都市部はもちろん、郊外や山間部でも電波が繋がりやすく、日本全国各地で通信可能です(※3)。
LINEMOでは、LINEの対象機能がデータ消費なしで使える「LINEギガフリー」を提供しています(※)。スマホプラン、ミニプランのどちらも対象です。
チャット機能である「トーク」はもちろん、データ量の大きい「音声通話」「ビデオ通話」もLINEギガフリーの対象です。
もちろんLINEビデオ通話を繋ぎっぱなしで長時間使用した場合でも、データ消費はありません。ビデオ通話での長電話となると、ギガの使い過ぎが気になってしまうところですが、LINEMOなら気兼ねなく利用できます。
今までよりもっと気軽にLINEで友人や家族とやり取りができるでしょう。
MNP予約番号は、電話番号を引き継いで乗り換えをするために必要な番号です。Webでのお申込みの場合は不要ですが、店頭での手続きでは取得が必要です。15日間の有効期限があるので、番号取得後は早めに手続きを進めましょう。
安くてサービスの質が高い乗り換え先を探しているなら、ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」がおすすめです。キャリア品質の通信、月額990円~利用できる料金プラン、LINEギガフリーと充実のサービスが利用できます。
乗り換え先で迷っている方はぜひ「LINEMO」を検討してみてはいかがでしょうか。
MNPの手続き方法は下記の記事で詳しく紹介しています。合わせてご確認ください。
MNPって何?携帯電話会社を乗り換える前に、確認しておくべき手順や注意点を解説
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※表示価格は特に断りがない限り税込です。