スマートフォンの月額料金を抑えたいという理由から、LINEMOを検討している方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、料金が安い分デメリットもあるのでは?と思っている方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、LINEMOのデメリットやメリットなど、契約前に知っておきたいポイントを解説します。
更新日:2024.5.31
まずは、LINEMOで契約する前に知っておきたいデメリットについて解説します。
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用ブランドです。
契約については、LINEMO公式サイトからのオンライン申し込みのみを受け付けています。ソフトバンクショップや、ソフトバンク取扱店からの申し込みはできません。
どうしても店舗から契約したい方については、ソフトバンクやワイモバイルも含めて検討してみるのが良いかもしれません。
LINEMOでは、契約時のセット購入や機種変更のためのスマホ端末の取り扱いはありません。通信単体の申し込みのみを受け付けています。
使用中のスマートフォン、あるいは別の窓口で購入したスマートフォンで契約することは可能ですが、以下の条件を満たす必要があります。
LINEMOに乗り換えようとしている方は、対応端末かどうかを必ずチェックしておきましょう。
LINEMOの動作確認端末は、こちらから確認できます。
LINEMOを利用するにあたっては、ご自身でSIMロック解除をする必要があります。なお、使用しているスマートフォンの通信会社によって、SIMロック解除の有無や方法は異なります。
こちらで、各社のSIMロック解除の手続き内容を紹介しているので、参考にしてください。
LINEMOの料金プランには、他社のような月間データ量が無制限の月間データ量が無制限になる使い放題プランのようなサービスはありません。料金プランは3GBと20GBの2種類のみで、データの繰り越しもできません。
そのため、ご自身に合った料金プランを選ぶことが重要になります。
LINEMOでは、キャリアメールが使用できません。
キャリアメールとは、ソフトバンクやdocomo、auなどの通信会社と契約した際に貰えるメールアドレスです。
LINEMO側には、現在使用しているキャリアメールを引き継ぐサービスがありません。また、LINEMOではキャリアメールの提供をおこなっていません。
現在使用しているキャリアメールをLINEMOに乗り換えたあとでも使用したい方は、契約中のキャリアがおこなっている「メールアドレスの持ち運びサービス」への加入をおすすめします。
LINEMOに乗り換える場合、アプリの引継ぎが必要になる場合があります。アプリごとに引継ぎ方法が異なるので、自分でヘルプを確認したり、公式サイトに問い合わせてみたりしましょう。
なお、LINEアカウントはソフトバンク・ワイモバイルから乗り換えなら引継ぎ作業は不要です。ソフトバンク・ワイモバイル以外のキャリアからの乗り換え、あるいはLINEMOに乗り換える際に機種変更をするなら引継ぎ作業が必要になります。
LINEMOのデメリットを紹介しましたが、それ以上にメリットも多く存在します。
次に、LINEMOのメリットについて順番に解説します。
LINEMOでは、2つの料金プランからご自身のスマートフォンの使い方にあったものを選ぶことができます(※)。
スマホプラン | ミニプラン | |
---|---|---|
データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
ミニプランは月額料金990円(税込)で、月間3GBまで使用できます。ソフトバンクの通信回線を使用できる低容量プランとなっているので、スマートフォンのコストを抑えつつ、基本的な電話やインターネットを利用したい方におすすめです。
スマホプランは月額料金2,728円(税込)で月間20GBも使用できるプランです。アプリにもよりますが、インターネットやゲームなどをたっぷりと楽しめる料金プランになっています。
なお、料金プランは契約後に変更可能なので、ライフスタイルの変化に対応できます。
LINEMOのメリットとして、LINEのトークや通話、ビデオ通話などの利用においてデータ通信料が発生しないことが挙げられます。
LINEMOのミニプランとスマホプランには「LINEギガフリー」が対応しています。「LINEギガフリー」では、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話利用時のデータ消費がゼロになります。
また、データ容量を使い切り、通信速度制限がかかっても、LINEアプリの通信は速度制限がかからず利用できます。データ通信量を気にせずに、家族や友達と通話やデータの共有ができます。
LINEMOはソフトバンクと同じ通信回線を利用しているため、高速データ通信5G/4Gに対応。話題の5G、もちろん4Gもご利用いただけます(※)。
ただし、5G通信を行うには下記の条件を満たす必要があります。
LINEMOはSIMカードを挿入しなくてもスマートフォンが利用できる「eSIM」に対応しています。
基本的に上記の機種でSIMフリー、あるいはSIMロックが解除されている機種ならLINEMOのeSIMが利用できます。(2022年3月16日時点)
LINEMOへの新規契約、乗り換え時に事務手数料は発生しません。また、SIMカードからeSIM、あるいはeSIMからSIMカードへの変更時も手数料が発生しません。
手数料が発生しないので、お得に契約や乗り換えができます。
LINEMOでは、1回あたり5分以内の国内通話が無料になる「通話準定額」やかけ放題の「通話定額」などの通話オプションがあります。
月額料金 | |
---|---|
通話準定額(※) (5分/回以内の国内通話が無料) |
550円(税込)
|
通話定額 (国内通話無料) |
1,650円(税込)
|
スマホプランやミニプランだと、国内通話で30秒ごとに22円(税込)の通話料が発生します。通話オプションに加入すれば、通話料を抑えることができます。さらに「通話オプション割引キャンペーン2」も開催中なので、更にお得にできます。
LINEMOのメリット・デメリットを踏まえると、次のような人におすすめと言えます。
順に解説します。
LINEMOは新規契約・乗り換え時に手数料が発生せず、月額料金990円(税込)で始められる通信サービスです。1回あたり5分以内の国内通話が無料になる「通話準定額」を加えても1,540円(税込)とコストパフォーマンスに優れています(※)。
そのため、LINEMOはスマートフォン通信料を節約したい人におすすめです。
LINEMOのミニプラン、スマホプランではLINEアプリのデータ通信料金が発生しません。
LINEMOはLINEアプリで音声通話やビデオ電話を多く利用する方にとって、魅力的な通信サービスと言えます。
LINEMOは、子どもに持たせるスマートフォンの通信サービスとしてもおすすめです。ソフトバンクと同じ通信回線を使用できるので安定した通信が利用でき、月額料金を抑えることができます。
また、LINEMOでは有害なサイトへのアクセスをブロックする「フィルタリングサービス」を無料で利用できます(※)。以上の理由から、子どもにスマートフォンを持たせたいと考えている方は、LINEMOへの申し込みの検討をおすすめします。
なお、契約時に子どもの年齢が条件を満たしていない場合、契約者を親名義(法定代理人)で入力し、使用者に子どもの情報を入力しましょう。
LINEMOのスマホプランは通信データ容量が月間20GBまで、月額料金2,728円(税込)となっています。月間データ通信量が20GB以下なら月額料金が増えることはありません。
そのため、月々のデータ使用量が20GBまでの方は、契約中の料金プランと比較して、LINEMOへの乗り換えも考えてみましょう。
LINEMOはオンラインでしか契約できない、端末購入ができないなどのデメリットはあります。しかし、スマートフォンの使い方に合った選び方ができたり、LINEアプリの利用でデータ通信料がかからないなど、メリットもあります。
利用中の料金プランに不満がある、あるいは子どものスマートフォンをどれにしようか迷っている方は、コストパフォーマンスに優れていて、ソフトバンクの通信回線を利用できるLINEMOをおすすめします。
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