スマホの充電を長持ちさせたい方は、設定を見直すと改善される場合があります。ただし、スマホの設定の変更方法はiPhoneとAndroidで異なるので注意が必要です。
本記事では、スマホの充電を長持ちさせる方法として、おすすめの設定や使い方をわかりやすく解説します。
スマホの充電を長持ちさせる方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
更新日:2023.12.7
スマホの充電の減りが早い場合、原因として以下のことが考えられます。
スマホの充電の減りが早い原因を順番に解説します。
スマホのアプリは画面に表示されていなくても、裏側で起動しているケースがあります。
画面に表示されていない部分で起動しているアプリをバックグラウンドと呼び、起動しているアプリが多いと充電の減りが早くなります。
アプリの自動アップデートやバックグラウンド更新がオンになっていると、バッテリーを消耗しやすくなるので注意しましょう。
スマホの画面を明るく設定していたり、音量を大きく設定していたりすると充電が減りやすくなる場合があります。
また、ご自身のスマホが液晶ディスプレイの場合は、バックライトの点灯時間や自動ロックまでの時間が長いと充電を消費しやすくなる傾向があるので、設定を見直してみると良いでしょう。
Wi-FiやBluetoothなどの無線通信がオンのままだと、接続先を探して送受信を繰り返します。接続先が見つからないまま放置していると、バッテリーを消耗しやすくなるので注意が必要です。
また、GPSをオンにしていることも、充電の減りが早くなる原因になるので、必要のない時はWi-FiやBluetooth、GPSをオフにしましょう。
スマホのバッテリーは高温状態が長期間続いたり、満充電のまま充電を続けたりすると劣化しやすくなります。バッテリーが劣化すると、容量の上限が減り、充電できる量が減少します。
特に、購入後数年経過しているスマホは、購入時の容量の上限よりも充電できる量が少なくなっていると考えた方が良いでしょう。
スマホの充電を長持ちさせる方法は以下の通りです。
スマホの充電を長持ちさせる方法を、iPhoneとAndroidに分けて、順番に解説します。
バックグラウンド通信を行っているアプリをオフにすると、バッテリーの消耗を抑えることができます。また、不要なアプリをアンインストールして、通信の機会を減らすことも検討してみましょう。
iPhoneでアプリのバックグラウンド更新をオフにする手順は以下の通りです。
1.「設定」をタップする
2.「一般」をタップする
3.「App のバックグラウンド更新」をタップする
4.「App のバックグラウンド更新」をオフにする、または個別のアプリのオン・オフを切り替える
iPhoneで不要なアプリをアンインストールする手順は以下の通りです。
1.Appライブラリで不要なアプリを探す
2.アプリをタッチして押さえたままにする
3.「Appを削除」をタップする
4.「削除」をタップする
必要なアプリを間違えて削除した場合は、App Storeで「購入済み」をタップして、再ダウンロードをしましょう。
Androidでアプリのバックグラウンド通信を変更する手順は以下の通りです。なお、下記の手順はAQUOS R6を例にしています。
1.「設定」をタップする
2.「ネットワークとインターネット」をタップする
3.「モバイルネットワーク」をタップする
4.「アプリのデータ使用量」をタップする
5.バックグラウンド通信を制限したいアプリをタップする
6.「バックグラウンドデータ」をオフにする
Androidで不要なアプリをアンインストールする手順は以下の通りです。なお、下記の手順はGoogle Pixelを例にしています。
1.Google Playストアアプリを開く
2.右上のプロフィールアイコンをタップする
3.「アプリとデバイスの管理」をタップする
4.「管理」をタップする
5.削除したいアプリをタップする
6.「アンインストール」をタップする
必要なアプリを間違えて削除した場合は、上記の手順で「管理」を開き、再インストールしたいアプリをタップしましょう。
スマホの次の設定は、バッテリーの充電を早める原因になる可能性があります。
スマホの充電を長持ちさせたい方は、上記の設定を見直し、必要に応じて変更しましょう。
iPhoneの画面の明るさ、音量、自動ロックまでの時間の変更方法は以下の通りです。
変更方法 | |
---|---|
画面の明るさ |
・「コントロールセンター」を開いて明るさを調整する ・「設定」を開いて「画面表示と明るさ」の項目で調整する |
音量 |
・Siriに呼びかけて調整する ・本体側面にあるボタンで調整する |
自動ロックまでの時間 | ・「設定」を開いて「画面表示と明るさ」の項目で「自動ロック」をタップして、時間を設定する |
設定によっては変更方法が複数あるので、ご自身が使いやすい方法を選びましょう。
Androidの画面の明るさ、音量、自動ロックまでの時間の変更方法は以下の通りです。なお、下記の手順はGoogle Pixelを例にしています。
変更方法 | |
---|---|
画面の明るさ |
・「コントロールセンター」を開いて明るさを調整する ・「設定」を開いて「ディスプレイ」の項目で「明るさのレベル」を調整する |
音量 |
・Google アシスタントに呼びかけて調整する ・本体側面にあるボタンで調整する |
自動ロックまでの時間 | ・「設定」を開いて「ディスプレイ」の項目で「詳細設定」をタップして、「画面消灯」を選択して時間を設定する |
Androidも設定によっては変更方法が複数あるので、ご自身が使いやすい方法を選びましょう
Wi-FiやBluetooth、GPSはバッテリーを消耗します。そのため、必要のない時はWi-FiやBluetoothをオフにしておくことでスマホの充電を長持ちさせることができます。
Wi-FiやBluetooth、GPSをオフにする方法を、iPhoneとAndroidに分けて解説します。
iPhoneのWi-FiやBluetooth、GPSをオフにする方法は以下の通りです。
手順 | |
---|---|
Wi-Fi |
1.「設定」をタップする 2.「Wi-Fi」をタップする 3.「Wi-Fi」をオフにする |
Bluetooth |
1.「設定」をタップする 2.「Bluetooth」をタップする 3.「Bluetooth」をオフにする |
GPS |
1.「設定」をタップする 2.「プライバシー」をタップする 3.「位置情報サービス」をオフにする |
なお、設定によってはコントロールセンターでオン・オフの切り替えが可能です。
AndroidのWi-FiやBluetooth、GPSをオフにする方法は以下の通りです。なお、下記の手順はGoogle Pixelを例にしています。
手順 | |
---|---|
Wi-Fi |
1.「設定」をタップする 2.「ネットワークとインターネット」をタップする 3.「インターネット」をタップする 4.「Wi-Fi」をオフにする |
Bluetooth |
1.「設定」をタップする 2.「設定済みのデバイス」をタップする 3.「接続の設定」をタップする 4.「Bluetooth」をタップする 5.「Bluetooth」をオフにする |
GPS |
1. 「設定」をタップする 2. 「位置情報」をタップする 3. 「位置情報の使用」をオフにする |
Androidの設定によっては、Wi-FiやBluetooth、GPSのオン・オフをクイック設定で切り替えることが可能です。
スマホによっては、バッテリーの消費を抑える省電力モードや低電力モードなどが搭載されています。省電力モードや低電力モードをオンにすれば、スマホの充電を長持ちさせることができます。
なお、スマホによって省電力モードや低電力モードの名称が異なり、場合によっては搭載されていないことがあるので注意しましょう。
iPhoneの低電力モードの設定方法は以下の通りです。
1.「設定」をタップする
2.「バッテリー」をタップする
3.「低電力モード」をオンにする
低電力モードをオンにすると、iPhoneの処理能力が低下し、一部のアプリや機能が制限されます。なお、残量が80%以上になると自動的にオフになります。
Androidの省電力モードの設定方法は以下の通りです。なお、下記の手順はGoogle Pixelを例にしており、省電力モードの名称は「バッテリーセーバー」です。
1.画面を上から下にスワイプする
2.「バッテリーセーバー」のアイコンをタップする
なお、「バッテリーセーバー」は次の手順で自動的にオンになるように設定できます。
1.「設定」をタップする
2.「バッテリー」をタップする
3.「バッテリーセーバー」をタップする
4.「スケジュールの設定」をタップする
5.バッテリーセーバーのスケジュールを設定する
また、バッテリーセーバーがオンになると、Androidの一部のアプリや機能が制限されます。
iPhoneやAndroidの充電を長持ちさせる使い方を順番に解説します。
バッテリーが100%の満充電の状態で、スマホを充電器につないだまま放置すると、バッテリーが劣化しやすくなります。
スマホを充電する時は100%を避けて、80%前後までの充電に留めるのがおすすめです。また、スマホによっては自動で充電を止める機能があるので確認してみましょう。
スマホが熱を持った状態のまま使用すると、バッテリーが劣化しやすくなります。次のような使い方をしていないか、確認してみましょう。
まず、過充電は避け、放熱を妨げる保護ケースやカバーは使用を控えましょう。また、スマホの性能に比べて処理が重いアプリや作業は止めるか、スマホの買い換えを検討しましょう。
ダークモードとはディスプレイの背景を暗い色に変更する設定のことです。
スマホのディスプレイが有機ELの場合はバックライトが必要ないため、ダークモードに切り替えることで消費電力を抑えられます。ただし、スマホのディスプレイが液晶ディスプレイの場合は、ダークモードに切り替えても消費電力量軽減のメリットは得られません。
iPhoneとAndroidでダークモードに切り替える手順を順番に解説します。
iPhoneのダークモードの設定方法は以下の通りです。
1.「設定」をタップする
2.「画面表示と明るさ」をタップする
3.「ダーク」をオンにする
なお、ダークモードはiOS13以降のiPhoneに搭載している機能のため、iOS12以前のiPhoneでは利用できません。
Androidのダークモードの設定方法は以下の通りです。なお、下記の手順はGoogle Pixelを例にしています。
1.「設定」をタップする
2.「ディスプレイ」をタップする
3.「ダークモード」をタップする
4.「ダークモード」をオンにする
なお、Androidの場合、Android10ではダークテーマ、Android11以降ではダークモードと呼びます。
ご自身の用途に合ったスマホの料金プランを探している方は、LINEMOへの乗り換えのりかえをおすすめします。
LINEMOにはスマホプランとミニプランがあり、ご自身の使い方に合わせて選択できます(※1)。
スマホプラン | ミニプラン | |
---|---|---|
データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
さらに、スマホプランとミニプランはLINEのトークや音声通話、ビデオ通話がギガ(データ量)の消費がゼロになる「LINEギガフリー」(※2)に対応しています。
「LINEギガフリー」は、LINEの音声通話やビデオ通話をどれだけ利用してもギガ(データ容量)が消費されないサービスです。
もし速度制限が発生した場合でも、LINEを利用しての音声通話やビデオ通話は影響を受けません。
スマホの充電を長持ちさせる方法は、スマホの設定を変更する、扱い方に気をつけるなどがあります。
スマホの充電を長持ちさせたい方は、設定や使い方を見直して、本記事で紹介した内容を実践してみましょう。
※当ページの内容は公開日時点の情報です。
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