格安SIMでもテザリングは利用できるの？テザリングの種類や注意点などを解説

テザリングを活用すれば、スマホのデータ通信で外部機器をインターネットに接続できます。ただし、接続する方法によって注意すべきポイントがあります。

本記事では、テザリングが利用できるおすすめの格安SIMや、利用する際の注意点を解説します。

テザリングを利用したい方は、ぜひ参考にしてください。

テザリングとは？

テザリングとは、スマホやタブレットを経由して、パソコンやゲーム機などをインターネットに接続する機能です。

スマホやタブレットのデータ通信を利用するため、テザリングを利用したい方は契約を済ませたSIMカードを用意する必要があります。

テザリングの接続方法は、以下の通りです。

• Wi-Fiテザリング
• Bluetoothテザリング
• USBテザリング

上記の接続方法を順番に解説します。

Wi-Fiテザリング

Wi-Fiテザリングは、スマホ（親機）とパソコンやゲーム機などの外部機器をWi-Fiで接続する方法です。対応機器が豊富で、複数台の外部機器と接続が可能というメリットがあります。

Bluetoothテザリング

Bluetoothテザリングは、スマホ（親機）とパソコンやゲーム機などの外部機器をBluetoothで接続する方法です。

Wi-Fiテザリングと同じ無線接続ですが、Bluetoothテザリングの方がスマホ（親機）のバッテリー消耗を抑えることができます。また、接続する時にパスワードの設定が不要で、手間がかからないというメリットがあります。

USBテザリング

USBテザリングは、スマホ（親機）とパソコンやゲーム機などの外部機器をUSBで接続して、外部機器でインターネットが利用可能になる方法です。

外部機器から給電しながらのテザリングが可能で、Wi-FiテザリングやBluetoothテザリングに比べて高速で安定した通信が可能です。

格安SIMでテザリングはできる？

結論、基本的に格安SIMでもテザリングを使用できます。例えば、LINEMOは申し込み不要で、すぐに利用することができます。

以前は大手キャリアで購入したスマホに格安SIMを挿しても、テザリングに対応できないケースがありました。しかし、現在は格安SIMでもテザリングの利用が可能です。

ただし、使用する機種によってはテザリング自体ができないことがあるので注意が必要です。

購入前にテザリングが利用できるか確認しておくと良いでしょう。

テザリングをする際の注意点

テザリングをする際の注意点は以下の通りです。

• スマホのバッテリーを消費する
• SIMのデータ量を消費する
• 携帯電話会社によっては有料となり申し込みが必要

テザリングをする際の注意点を順番に解説します。

スマホのバッテリーを消費する

テザリングはスマホやタブレットをアクセスポイントにして、外部機器がインターネットに接続できるようにする方法です。

テザリングを実行している間はスマホで多くの処理が必要となるので、バッテリーの消費量も多くなります。なお、Wi-FiテザリングとBluetoothテザリングを比較すると、Bluetoothテザリングの方がバッテリーの消費量は少ないとされています。

SIMのデータ量を消費する

テザリングは、スマホのデータ通信を利用して外部機器をインターネット接続する仕組みです。外部機器がインターネットを利用して動画を視聴したり、オンラインゲームをプレイしたりすると、スマホを契約している携帯電話会社のデータ量を消費します。

携帯電話会社の料金プランにもよりますが、月々のデータ量の上限を超えてしまうと、スマホの通信速度に制限がかかってしまいます。

特に、パソコンやゲーム機はスマホよりも送受信するデータのサイズが大きい傾向があり、データ量の消費が激しくなるため注意しましょう。

携帯電話会社によっては有料となり申し込みが必要

基本的に、多くの格安SIMでは、申し込み不要、なおかつ無料でテザリングが利用できます。しかし、携帯電話会社のプランによっては有料となり申し込みが必要になるケースもあります。

テザリングを無料で利用したい方は、契約前に携帯電話会社のプランを確認するか、別の携帯電話会社へののりかえも検討してみましょう。

LINEMOは無料でテザリング可能！

無料でテザリングを利用したい方は、LINEMOへの乗り換えをおすすめします。LINEMOにはスマホプランとミニプランがあり、どちらもテザリングが無料で利用できます（※1）。

• （※1）「スマホプラン」「ミニプラン」について
• ・時間帯により速度制御の場合あり。
• ・通話従量制（22円/30秒）。ナビダイヤル（0570から始まる番号）など異なる料金の電話番号があります。
• ・オンライン専用
• ・その他の詳細は文末の（※1）を参照

スマホプランとミニプランは月間データ量が違うので、スマホの利用目的や使用頻度に合った方を選べます。テザリングを積極的に利用したい方は、月間データ量が多いスマホプランがおすすめです。

また、スマホプランとミニプランはLINEのトークや音声通話、ビデオ通話がギガ（データ量）消費ゼロになる「LINEギガフリー」（※2）に対応しています。

• （※2）「LINEギガフリー」について
• ・トークでの位置情報の共有・Live の利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象外があります。
• ・その他の詳細は文末の（※2）を参照

「LINEギガフリー」はLINEの音声通話やビデオ通話をどれだけ利用してもギガ（データ量）が消費されないサービスです。速度制限が発生していても、音声通話やビデオ通話は影響を受けません。

また、LINEMOはソフトバンク回線を利用できます。テザリングでもソフトバンク回線を利用できるので、安定した高速通信で快適にインターネットを楽しめます。

まとめ

テザリングとは、スマホのデータ通信を利用して外部機器をインターネットに接続する方法です。現在は格安SIMを提供する多くのキャリアで、無料で利用できます。

ただし、格安SIMでテザリングを実行する場合は、スマホのバッテリーやSIMのデータ量に注意しましょう。テザリングを頻繁に利用したい方は、デザリングの利用申し込みが不要で、なおかつ無料で利用できるLINEMOのような格安SIMがおすすめです。

• （※1）「スマホプラン」「ミニプランについて」
• ・時間帯により速度制御の場合あり。
• ・通話従量制（22円/30秒）。ナビダイヤル（0570から始まる番号）など異なる料金の電話番号があります。
• ・契約者年齢が18歳以上であることが必要です。
• ・法人は対象外です。
• ・3G専用端末、VoLTEに対応していない端末、SIMロック解除に対応していない端末など一部対象外端末あり。
• ・キャリアメールは利用できません。
• ・SMSや海外でのご利用分などは別途料金が発生します。
• ・1カ月あたりのデータ利用量がデータ量上限を超えた場合、月末まで、送受信時の通信速度を最大で、スマホプランについては1Mbps、ミニプランについては300 kbps に制限します。
• ・データ量上限を超過した場合、追加データ（550円/1GB）を購入することで、通常速度でご利用いただけます。
• ・月途中に解約の場合は、日割り計算は行いません。
• ・ネットワークサービスの安定的な提供のため、時間帯により、動画、ゲーム等のサービス、AR（拡張現実）等の機能を用いたサービス、その他トラヒックの混雑を生じさせるおそれのあるサービスのご利用にあたり、通信速度を制御します。
• ・通信が混雑し、又は通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、速度を制御する場合があります。
• ・一定期間内に著しく大量の通信を継続的に行い、機械的な通信と当社が判断した場合は、当該通信を行うお客さまに対して通信速度を制限することがあります。
• ・余ったデータ量は翌月以降に繰り越しません。

• （※2）「LINEギガフリー」について
• ・トークでの位置情報の共有・Live の利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象外があります。
• ・OS、ブラウザ又はアプリケーションのバージョンアップ、アップデート、Wi-Fiからの切替その他技術的要因により、ギガフリーの対象外となる場合があります。詳細は、LINEMOホームページをご確認ください。
• ・iOS 15以降でiCloud+を利用する際に、プライベートリレーをオンに設定した状態でSafariブラウザからギガフリーの対象サービスを利用すると、データ量を消費する場合がございます。プライベートリレーをオフにした場合、iOS 14以前同様にギガフリーの対象サービスがデータ量を消費せずご利用いただけます。
• ・ギガフリーの対象サービスは、変更、追加、廃止又はギガフリーの対象外となることがあります。
• ・時間帯により速度制御される場合あります。
• ・LINEサービス内で有料のサービスを利用する場合は、別途お支払いが必要です。