更新日:2023.11.22
プッシュ通知とは、新着情報などを自動的に画面にポップアップで通知してくれる機能です。ニュースや新着メッセージ、セール情報など、アプリからの新着情報をロック画面などですぐにお知らせしてくれます。
プッシュ通知は、個別のアプリでオン・オフも設定できます。プッシュ通知をするアプリを指定して、必要な情報を選んで、通知を受け取ることも可能です。
プッシュ通知のメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
それぞれ見ていきましょう。
プッシュ通知が表示されることで、最新のニュースや新着のLINEメッセージ、アプリの更新、お得なセール情報などをいち早く知ることができます。
「ニュースはタイムリーに知りたい」「お得なセール情報は見逃したくない」などの場合はプッシュ通知を設定すると、自らサイトやアプリを開いたり検索したりしなくても情報をチェックできます。
プッシュ通知を利用すると、アプリを起動せずに情報の確認が可能です。自動的にアプリからお知らせが届くため、意識して情報を取得する手間がなくなります。
またプッシュ通知の一覧から、まとめて情報が確認することもできます。ちょっとした空き時間でも、プッシュ通知の一覧を見れば重要な情報に目を通すことが可能です。
メールやLINE、電話などの着信もプッシュ通知に設定できます。通知をタップすれば対象のアプリが開くので、メッセージ内容の確認や、そのまま返信することも可能です。
仕事やプライベートの連絡をすぐに返信したい方も、プッシュ通知を設定すればメッセージの見逃しが減り、すぐに連絡を返すことができるでしょう。
プッシュ通知のデメリットについても確認しておきましょう。デメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
それぞれ見ていきましょう。
プッシュ通知が多すぎると情報が埋もれてしまい、重要な通知を見逃す可能性があります。プッシュ通知の数が多くチェックしきれない場合は、通知するアプリを絞ることも検討しましょう。
なお、アプリによっては機能別に通知のオン・オフを切り替えることもできます。例えばiPhoneの場合、LINEアプリの「新着メッセージの通知」はオン、「自分へのメンション通知」はオフなどの設定も可能です。
通知が多い時は、こうした機能ごとの通知設定も活用しながら、重要な通知を絞るように設定を工夫してみると良いでしょう。
プッシュ通知は通知があるたびに画面がオンになるので、その分だけバッテリーを消費します。
バッテリーが1日持たない場合は、通知するアプリを絞ったり、通知を全てオフにしたりするなどの対策も検討しましょう。
プッシュ通知が届くと通知音が鳴ったり、画面が点灯したりします。そのため、仕事や勉強をしている時に通知が来るとスマホが気になって集中力が途切れる可能性があります。
作業中の通知を一時的にオフにする機能には、iPhoneでは「集中モード」、Androidでは「フォーカスモード」があります。
iPhoneの集中モードは、「設定」→「集中モード」の手順で設定することができます。集中モードでは、「通知を許可する連絡先」や「通知を許可するApp」などを設定することが可能です。通知を許可するアプリについて、「何も許可しない」を選択すれば、通知を全て停止することもできます。
Androidのフォーカスモードは、「設定」→「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」の手順で設定することができます。一時的に通知を停止するアプリが選択でき、アプリからの通知を全て停止することも可能です。
ここからはiPhoneとAndroid、それぞれの通知の設定方法を見ていきましょう。
iPhoneの場合は、「設定」→「通知」の手順で設定が可能です。各アプリの通知のオン・オフ、通知スタイルの変更、通知の表示形式の変更(iOS 16以降)などが設定できます。
また、iOS 15以降では、通知の要約の機能も利用できます。通知の要約とは、一日の中で通知をまとめて受け取ることができる機能で、受け取る時刻は自分で指定できます。「設定」→「通知」→「時間指定要約」の順に選択し、「要約に含まれる App」「スケジュール」を設定することで利用できます。
Androidの場合は、「設定」→「通知」の手順で設定可能です。スマホ全体の通知の設定、個別アプリの通知の設定などが可能です。
アプリアイコン上の通知ドットのオン・オフ、緊急速報の通知、通知受信時の音や振動などの細かな設定も、こちらから行うことができます。
プッシュ通知が来ない時の対処方法としては、次の3つが挙げられます。
それぞれ見ていきましょう。
まずは、通知をオフにしていないか確認しましょう。通知の設定を変更していたことを忘れていたり、誤操作で気付かないうちに通知設定を変更していたりする可能性もあります。
通知設定の確認は、iPhone、Androidともに「設定」→「通知」の順で行えます。
スマホの一時的な不具合で、通知が受信できていない可能性もあります。スマホの不具合が疑われる場合は、再起動を試してみましょう。再起動で状態をリセットすると、解消できることもあります。
iPhoneについては、iPhone X以降の機種は音量調節ボタンとサイドボタンを長押し、iPhone 6、7、8、SE (第2または第3世代)はサイドボタンを長押しすると、電源オフが選択できます。一度電源オフにして、再起動を行いましょう。Androidも多くの機種で、電源ボタンを長押しすると再起動が選択できます。
アプリの不具合の場合には、アプリをアップデートすると不具合が解消し、プッシュ通知が正常に届く可能性があります。
iPhoneのアプリのアップデートは、App Storeから可能です。App Storeアプリ内で「アカウント」→「アップデート」の手順で進み、特定のアプリの「アップデート」または「すべてをアップデート」をタップします。
Androidのアプリのアップデートは、Google Playストアから可能です。右上のプロフィールアイコンを選択後、「アプリとデバイスの管理」をタップするとアップデートできるアプリが表示されるので、その横にある「更新」をタップします。
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プッシュ通知を利用すれば、ニュースやメッセージの着信などの情報もいち早く確認できます。
アプリを開かずにお知らせをチェックできるので、日々の情報チェックが楽になるはずです。メッセージや電話の着信についてもプッシュ通知が設定できるので、着信の見逃しも減らすことができるでしょう。
通知の設定は、設定アプリの「通知」の項目から可能です。ぜひプッシュ通知の機能を活用して、日々の情報チェックに役立てていきましょう。
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