SMS(ショートメッセージサービス)とは?送り方や注意点を分かりやすく解説!

SMS(ショートメッセージサービス)とは?送り方や注意点を分かりやすく解説!

SMS(ショートメッセージサービス)は、電話番号でメッセージのやり取りができるサービスです。既に使っている方も、これから利用予定の方もいるかと思います。特に初めて利用する方は、具体的にどんなサービスなのか、どれぐらい料金はかかるのか、画像は送れるのかなど疑問も多いでしょう。

本記事では、SMSの概要、メッセージの送り方、注意点などを紹介していきます。普段のメッセージのやり取りに便利なSMSについて理解を深めていきましょう。

目次

SMS(ショートメッセージサービス)とは?

SMSは、携帯電話の電話番号を利用してチャット形式でシンプルにメッセージのやり取りができるサービスです。

SMSは、ご自身でのアプリのインストールは基本的に不要で、スマホを購入した時に既にインストールされている「メッセージ」のアプリを利用してSMSを始めることができます。

SMSとMMSの違い

「SMS」と似た名前のサービスとして、「MMS」もあります。

「MMS」はマルチメディアメッセージングサービスの略で、キャリアメールのアドレスを利用してチャット形式のメッセージのやり取りができるサービスです。大手キャリアではソフトバンクとauでMMSのサービスが提供しています。

SMSとMMSの違いは、例えばソフトバンクの場合だと、次の通りです。

SMS MMS(S!メール)
宛先 携帯電話番号 Eメールアドレス
携帯電話番号(ソフトバンク宛のみ利用可)
送信先 ケータイ ケータイ
パソコン
最大送受信サイズ 全角670文字(半角1530文字)まで
※絵文字などを使う場合や機種によって異なります。
最大2MB
※機種によっては300KB

SMSは、電話番号へのみ送信が可能です。一方、MMSでは、ソフトバンクの場合、Eメールアドレス、ソフトバンク宛の電話番号への送信が可能です。

その他、送受信できるデータサイズにも違いがあります。SMSは全角で最大670文字まで、MMS(S!メール)は最大2MBまでが上限です。MMSでは、より大容量の送受信が可能です。

SMS(ショートメッセージサービス)の料金

SMSでは、送信する文字数に応じて送信料が発生しますが、受信は無料です。

LINEMOの場合、SMSの送信にかかる料金は次の通りです。全角70文字以内であれば1回あたりの料金は3.3円です。それを超える文字数では、文字数に応じて~33円の料金が発生します。文字数が多くなるほど、料金が多くかかる仕組みとなっています。

送信文字数 1回あたりの料金
2Byteで換算した場合(※1) 半角英数字のみの場合
1~70文字 1~160文字 3.3円
71~134文字 161~306文字 6.6円
135~201文字 307~459文字 9.9円
202~268文字 460~612文字 13.2円
269~335文字 613~765文字 16.5円
336~402文字 766~918文字 19.8円
403~469文字 919~1071文字 23.1円
470~536文字 1072~1224文字 26.4円
537~603文字 1225~1377文字 29.7円
604~670文字 1378~1530文字 33円

※1 絵文字などは4Byte換算のものもあります。

SMS(ショートメッセージサービス) の送り方

SMSの送信は、スマホを購入した時にすでにプリインストールされている「メッセージ」アプリから可能です。iPhone、Androidのそれぞれについて、SMSの送り方を見ていきましょう。

iPhoneでのSMSの送り方

iPhoneでのSMSの送り方は次の通りです。

1. 「メッセージ」アプリを開く
2. 新規メッセージのマークをタップする
3. 宛先を入力する
4. 本文を入力後、送信ボタンをタップし送信する

メッセージアプリを開いたら、画面右上にある新規メッセージのマークをタップします。宛先は、直接入力、または「+」マークをタップして連絡先から選択することで入力できます。その後は、本文を入力して送信ボタンをタップすると、メッセージを送信できます。

AndroidでのSMSの送り方

AndroidでのSMSの送り方は次の通りです。

1. 「メッセージ」アプリを開く
2. 「チャットを開始」をタップする
3. 宛先を入力する
4. メッセージを入力し、送信ボタンをタップする

メッセージアプリを開いたら、「チャットを開始」をタップします。宛先に相手の名前、電話番号、メールアドレスのいずれかを入力後、メッセージを入力して送信ボタンをタップすると、メッセージを送信できます。

法人向けサービスを利用すると複数人にSMSを一斉送信も可能

SMSでは、法人向けのSMS送信サービスを利用すると、SMSを複数人に一斉送信することが可能です。従業員への連絡や災害時の安否確認、サービスへ登録している会員への告知など、特にビジネスシーンで便利に活用できます。

SMSの一斉送信を利用する際には、キャリアやクラウドサービスの事業者が提供するSMS送信サービスを契約し、サービスを導入した上で利用することになります。

SMS(ショートメッセージサービス)を利用する時の注意点

SMS(ショートメッセージサービス)を利用する時の注意点

SMSを利用する時に事前に確認しておきたい注意点をまとめています。それぞれチェックしていきましょう。

  • 送信できる文字数に制限がある
  • データ通信専用のプランでは利用できないことが多い
  • 画像や動画は添付できない
  • アドレス帳に登録がないと送信者が分からない
  • グループメッセージには対応していない

送信できる文字数に制限がある

SMSで送信できる文字数には制限があり、通常、全角で最大670文字、半角で最大1530文字までです。しかし、利用する機種や、アプリよって送信できる文字数は異なります。

さらに長文のテキストの送信が必要な場合には、メールやLINEを利用するなど、別の方法を検討しましょう。

データ通信専用のプランでは利用できないことが多い

データ通信専用のプランの場合、基本的にSMSを利用することはできません。

SMSを利用するためには、音声通話付きのプランや、SMS機能付きのプランを選ぶ必要があります。なお、携帯電話会社によっては、SMSを有料オプションで提供しているところもあります。

画像や動画は添付できない

SMSでは、文字によるやり取りのみが可能です。写真や動画を添付したり、スタンプを送ったりすることはできません。また、メールのように件名を付けることもできません。

SMSでは、あくまでテキストによる、シンプルなメッセージのやり取りのみが可能です。

アドレス帳に登録がないと送信者が分からない

SMSではアドレス帳に登録された名称で、送信者が表示されます。アドレス帳に登録のない人から送信された場合は、電話番号のみの表示となるため、送信者が分かりません。電話番号が分からないとなると、誰だか判別ができないことになります。

SMSでやり取りをする可能性のある方の連絡先は、忘れずにアドレス帳へ登録しましょう。こちらから送信をする場合も、相手がアドレス帳に登録していない可能性がある場合には、名前を名乗って送信をしましょう。

グループメッセージには対応していない

SMSは、複数人でメッセージのやり取りを共有できるグループメッセージには対応していません。SMSでは、一対一でのメッセージのやり取りのみを行うことができます。

グループメッセージを利用したい場合には、電話番号でメッセージのやり取りができる「+メッセージ」や、「LINE」の利用を検討してみると良いでしょう。

LINEMOは全プランでSMS(ショートメッセージサービス)が使えてLINEギガフリーも!

今後もっと便利にメッセージのやり取りをしていきたいと考えている方は、スマホの契約先は「LINEMO」がおすすめです。LINEMOは、SMSの送信料は有料ですが、受信料や月額料は無料で利用できます。

また、LINEMOでは、全プランでLINEギガフリー(※2)のサービスを提供しています。LINEのトーク、音声通話、ビデオ通話がギガ消費ゼロで利用可能です。普段の家族や友人とのやり取りに、気兼ねなくLINEを使うことができます。

LINEでは、写真や動画の送信、グループトーク、音声通話などSMSにはない使い方もできます。ぜひSMSと合わせて活用していきましょう。

  • ※2「LINEギガフリー」について
  • ・トークでの位置情報の共有・Live の利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象外があります。
  • ・その他の詳細は文末の※4を参照

また、LINEMOでは、月額990円(税込)から利用できる格安料金でプランを提供しています。必要なデータ量に合わせて、2つのプランの中からご自身に合うプランを選択可能です(※3)。

ぜひLINEギガフリーと格安料金が魅力のLINEMOで、もっと便利にスマホを使っていきましょう。

スマホプラン ミニプラン
データ量 20GB 3GB
月額基本料(税込) 2,728円 990円
LINEギガフリー 対応 対応
データ量超過後の通信速度 最大1Mbps 最大300kbps
契約後のプラン変更 ミニプランに変更可能 スマホプランに変更可能
  • ※3「スマホプラン」「ミニプラン」について
  • ・時間帯により速度制御の場合あり。
  • ・通話従量制(22円/30秒)。ナビダイヤル(0570から始まる番号)など異なる料金の電話番号があります。
  • ・オンライン専用
  • ・その他の詳細は文末の※5を参照

SMS(ショートメッセージサービス)を便利に活用していこう

SMS(ショートメッセージサービス)は、電話番号でメッセージのやり取りが可能です。

「全角670文字を超える長文は送れない」「写真や動画は送れない」など、LINEや+メッセージと比べるとできないこともありますが、テキストだけでシンプルにやり取りができるのは大きな魅力です。

ぜひ、普段のメッセージのやり取りに、SMSを活用していきましょう。

  • ※4 「LINEギガフリー」について
  • ・トークでの位置情報の共有・Live の利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象外があります。
  • ・OS、ブラウザ又はアプリケーションのバージョンアップ、アップデート、Wi-Fiからの切替その他技術的要因により、ギガフリーの対象外となる場合があります。詳細は、LINEMOホームページをご確認ください。
  • ・iOS 15以降でiCloud+を利用する際に、プライベートリレーをオンに設定した状態でSafariブラウザからギガフリーの対象サービスを利用すると、データ量を消費する場合がございます。プライベートリレーをオフにした場合、iOS 14以前同様にギガフリーの対象サービスがデータ量を消費せずご利用いただけます。
  • ・ギガフリーの対象サービスは、変更、追加、廃止又はギガフリーの対象外となることがあります。
  • ・時間帯により速度制御される場合あります。
  • ・LINEサービス内で有料のサービスを利用する場合は、別途お支払いが必要です。
  • ※5 「スマホプラン」「ミニプラン」について
  • ・時間帯により速度制御の場合あり。
  • ・通話従量制(22円/30秒)。ナビダイヤル(0570から始まる番号)など異なる料金の電話番号があります。
  • ・契約者年齢が18歳以上であることが必要です。
  • ・法人は対象外です。
  • ・3G専用端末、VoLTEに対応していない端末、SIMロック解除に対応していない端末など一部対象外端末あり。
  • ・キャリアメールは利用できません。
  • ・SMSや海外でのご利用分などは別途料金が発生します。
  • ・1カ月あたりのデータ利用量がデータ量上限を超えた場合、月末まで、送受信時の通信速度を最大で、スマホプランについては1Mbps、ミニプランについては300 kbps に制限します。
  • ・データ量上限を超過した場合、追加データ(550円/1GB)を購入することで、通常速度でご利用いただけます。
  • ・月途中に解約の場合は、日割り計算は行いません。
  • ・ネットワークサービスの安定的な提供のため、時間帯により、動画、ゲーム等のサービス、AR(拡張現実)等の機能を用いたサービス、その他トラヒックの混雑を生じさせるおそれのあるサービスのご利用にあたり、通信速度を制御します。
  • ・通信が混雑し、又は通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、速度を制御する場合があります。
  • ・一定期間内に著しく大量の通信を継続的に行い、機械的な通信と当社が判断した場合は、当該通信を行うお客さまに対して通信速度を制限することがあります。
  • ・余ったデータ量は翌月以降に繰り越しません。

※当ページの内容は公開日時点の情報です。
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