iPhoneを使っていて「外出中にバッテリーが少なくなってしまった」、または「バッテリー切れで電話やLINEを受け取れなくなると困る」といった場面を、一度や二度は経験したことがあるのではないでしょうか。
iPhoneには、バッテリー切れが迫っている場面では特に重宝する機能「低電力モード」があります。
本記事では、iPhoneの低電力モードがどのような機能なのか、デメリットや注意点、設定方法などを紹介します。
更新日:2023.8.17
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特に外出先ですぐには充電できないような状況でバッテリー残量が少なくなってしまった時には、低電力モードが便利です。
バッテリー残量が少なくなった時の通知や設定から、低電力モードをオンにできます。バッテリー残量が不安な時には、ぜひ活用していきましょう。
低電力モードのメリットはバッテリーが長持ちする点ですが、一方でデメリットとして、機能の制限による影響がいくつかあります。
具体的には、以下の機能が制限され、低電力モードがオフの場合と比べると少し使い勝手は悪くなる面もあります。
上記で挙げた機能の制限について、いくつか補足していきます。
低電力モードに設定すると、自動ロックまでの時間は30秒に設定されます 。iPhoneを操作していない時に、短い時間でスリープ状態に入ることになります。
iPhoneの画面をオフしていなくても、30秒後に勝手に電源が消えて画面がオフされるため、iPhoneで作業している方にとっては不便でしょう。
低電力モードでは、Appのバックグラウンド更新やメールの取得回数の制限や、一部のビジュアルエフェクトの省略などの機能の制限があります。
iCloud写真も低電力モードの間は一時停止となります。低電力モードが解除されるまでは、iCloud写真へのバックアップは行われません。
iPhone 12モデルの5G通信は、動画のストリーミングや大容量のダウンロードなど、一部の状況を除いては無効となります。5G通信は、4G通信よりも電力を消費します。そのため、たとえ5G通信に対応しているモデルであっても省エネを優先するために電力消費量が少ない4G通信へと切り替わります。
お手持ちのiPhoneがiPhone 12モデルの場合は、このあたり注意しましょう。
ここからは、低電力モードの設定方法などを紹介していきます。
低電力モードのオンとオフを切り替えは、「設定」>「バッテリー」の順に選択した後に表示される「低電力モード」の項目から可能です。
また、コントロールセンターから、低電力モードのオン・オフの切り替えできるように設定もできます。「設定」>「コントロールセンター」>「コントロールをカスタマイズ」の順に選択し、「低電力モード」を選択してコントロールセンターに追加しましょう。
バッテリー残量が20%になると、「バッテリー残量が少なくなっています」といった通知がiPhoneの画面に表示されます。
その通知の「低電力モード」をタップすることで、低電力モードに移行することもできます。しかし、後から低電力モードを解除したい時は、手動でオフの設定を行う必要があります。
低電力モードは、80%以上まで充電されると自動的にオフになります。
もし、80%以上で低電力モードを再度オンにしたい場合は、設定から再度手動で切り替えが可能です。
低電力モードがオンになっている間は、ステータスバーのバッテリーアイコンが黒色から黄色に変わります。
今の設定が「低電力モード」なのかが分からなくなったら、画面上部のバッテリーアイコンの色を確認しましょう。
本記事では、iPhoneの低電力モードを紹介しました。低電力モードの設定は、設定の「バッテリー」の項目から可能です。コントロールセンターに追加もできるので、利用頻度の高い方は追加の設定を済ませておきましょう。
低電力モードを利用すれば、バッテリー残量が不安な時も、長い時間バッテリーを持たせることができます。外出先で、バッテリーが無くなりそうになってしまった時などは活用しましょう。
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