「パケット」は、携帯電話会社が提供しているインターネットサービスの仕組みや料金制度を理解するために必要な用語です。
しかし、現在ではパケットよりもバイトやギガを使用するケースが多いため、人によっては聞いたことがないかもしれません。
本記事では、パケットとは何を指しているのか、通信の仕組みやプラン選びのポイントなどを紹介します。
更新日:2023.8.4
パケットとは、データ通信での情報の伝送単位です。1つのデータをより小さなブロックに分けた塊のことで、1パケットは128バイト(byte)で、日本語のメールだと全角文字64字に相当します。
データを小分けにして送信すると通信回線を複数の人で共有できるため、効率の良い方式とされています。一方で、パケット通信は送受信したデータ量に応じて課金されるので、データ量が多いほど料金が高くなる傾向があります。
フィーチャー・フォン(ガラケー)が主流だったころは、伝送単位や料金制度を記載する際にパケットがよく使われました。
しかし、スマホが普及すると通信データ量が増加したこともあり、パケット定額制は廃止される、あるいは通信データ量の上限が引き上げられています。
近年、キャリアサービスの提供する料金プランの仕組みや制度で用いる単位はGB(ギガ)が主流になっています。
バイト(byte)は通信データ量の単位です。LINEでメッセージを送ったり、動画配信サイトで視聴したりすると、データを送受信します。この時に送受信したデータの容量の単位がバイトです。
全角文字1字で2byteに相当し、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)の順番で単位は大きくなっていきます。
パケットもバイトもデータを送受信する際の単位という意味では同じですが、バイトは送信時に分割する前、あるいは送信後に復元したデータ量、パケットは分割して伝送するデータ量を指します。
なお、パケットをバイトに変換すると次のようになります。
バイト | パケット |
---|---|
128byte | 1パケット |
1,024byte(=1KB) | 8パケット |
1,024KB(=1MB) | 8,192パケット |
1,024MB(=1GB) | 8,388,608パケット |
パケット通信は、データをパケットの単位で細切れにして伝送します。そして、送られたデータは受け取り側で組み合わされて復元される仕組みとなります。
パケット通信が一般化する前は電話回線(アナログ回線)を用いたネットワークが主流でした。
しかし、電話回線を用いたネットワークは通信の度に発信側と着信側の回線経路を設定して専有する仕組みのため、インターネット利用中は電話が使えず、利用時間に応じて料金が発生するなどの問題がありました。
伝送する際の回線を専有しないので複数の通信で同じ回線を共有でき、電話回線を用いたネットワークよりも比較的安価に設置できるため、現在ではインターネット方式が主流となっています。
通信プランを選ぶ際は、次のポイントに注目しましょう。
上記のポイントについて、順番に解説します。
携帯電話会社ごとに通信プランの月額料金は異なります。
基本的に、月間通信データ量が多いほど月額基本料金は高くなる傾向があります。スマホのコストパフォーマンスにこだわる方は、通信キャリアサービスごとの月額料金と月間通信データ量を比較し、お得になる割引サービスもチェックしてみましょう。
携帯電話会社によって、利用できる機能には違いがあります。
例えば、5G通信やお子さまの見守り機能などは、通信プランによって機能が使用できるかどうか異なります。契約する前に使いたい機能があるか確認しましょう。
携帯電話会社や通信プランによって異なりますが、同じキャリア(通信事業者)同士だと電話が無料になるサービスがあります。
例えばソフトバンクの場合は、ご自身とご家族のスマホがソフトバンクであれば、家族間通話が24時間無料となっています。
家族や友達同士で頻繁に通話する場合は、電話料金を節約できる場合があるため、事前に調べておくことをおすすめします。
通信プランによって月間通信データ量は異なります。
例えば、LINEMOでは月間通信データ量が20GBのスマホプランと3GBのミニプランがあります(※1)。
スマホプランは容量が多いので、ドラマや映画の視聴やゲームアプリなどをスマホでじっくりと楽しみたい方に選ばれているプランです。
またミニプランは、比較的容量が少ない代わりに、月額基本料が抑えられているので、スマホのコストを安くしたい方に利用されています。
各通信キャリアサービスで、プランの特徴はさまざまです。自分のスマホの使用頻度や用途に合ったプランを選びましょう。
携帯電話会社によっては、特定のアプリでの通信データ量が消費されないサービスがあります。
ご自身が普段から利用しているメッセージアプリがお得になる携帯電話会社などを選ぶのもおすすめです。
自分のライフスタイルやスマホの使用用途、頻度に合った、プランを選びましょう。
通信料やギガが気になる方はLINEMOがおすすめです。
以下では、LINEMOがおすすめの理由を3つ紹介します。
LINEMOには料金プランが「スマホプラン」「ミニプラン」の2種類あります(※2)。
スマホプラン | ミニプラン | |
---|---|---|
データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
スマホプランは、月間通信データ量が20GB、月額基本料が2,728円(税込)の料金プランです。通信データ量が多いので、ドラマや映画の視聴やゲームアプリなどをスマホでじっくりと楽しみたい方におすすめです。
一方ミニプランは、月間通信データ量が3GB、月額基本料が990円(税込)の料金プランです。スマホプランに比べると通信データ量は少ないですが、月額基本料が抑えられているので、スマホのコストを安くしたい方におすすめです。
スマホプランとミニプランは、契約途中で切り替えることができます。
想定よりもスマホをあまり使わなかったためミニプランに変更する、子供が高校生になったからスマホプランにするなど、ライフスタイルの変化に合わせて変更できます。
LINEMOのミニプラン、スマホプランには、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話がギガ消費ゼロになる「LINEギガフリー」(※3)が対応しています。
一部対象外となるものもありますが、LINEMOユーザーの場合は、LINEのビデオ通話をどれだけ利用しても、月間通信データ量は消費されません。
また、スマホプランの20GB、ミニプランの3GBを使いきって速度制限が発生しても、LINEの音声通話やビデオ通話は影響を受けません。
家族や友だちとLINEでじっくりコミュケーションを取りたい方におすすめのサービスです。
LINEMOは、ソフトバンクと同一回線やサービスが利用できます。通信速度や対応エリアは大手キャリアと同等の品質が期待できるので、ストレスなくインターネットを楽しめます。
また、次のようなソフトバンクと同じサービスが利用できます。
サービス | 金額 | 内容 |
---|---|---|
持込端末保証 with AppleCare Services |
950円 または1,250円 |
対象のiPhoneが故障、破損時にはApple純正部品を使用したApple認定の修理、または交換サービスを利用できる |
あんしんフィルター | 無料 | 子どもが不適切なサイトや有害なアプリケーションを利用しないように守る機能 |
シンプルな料金プランで、ソフトバンクの通信回線やサービスを利用できるのは魅力的なポイントです。
パケットとは、データを分割して送信する際の単位のことです。
フィーチャー・フォン(ガラケー)が主流だった時代では料金制度を説明する際の単位として用いられていましたが、スマホが主流となった現在は「ギガ」が主流となっています。
パケットやギガなどの通信データ量が気になる方は、LINEMOがおすすめです。
ソフトバンク回線を利用でき、LINEのトークや音声通話のギガ消費が無料になるなど、魅力的なサービスがあるので、ぜひご検討ください。
※当ページの内容は公開日時点の情報です。
※表示価格は特に断りがない限り税込です。