モバイル(携帯電話)とスマホの違いを解説!用途に合わせて選択しよう

モバイル(携帯電話)とスマホの違いを解説!用途に合わせて選択しよう

令和3年度の総務省の調査によると、スマホを利用している世帯は8割以上にのぼり、近年では日頃から持ち歩く連絡用ツールや、インターネット通信をするデバイスとして、高性能かつカスタマイズ力の高いスマホを選ぶ方が増えています。

現在モバイル(携帯電話)を使用している方のなかにも、高性能なスマホに切り替えたいと考えている方もいるかもしれません。

本記事では、モバイル(携帯電話)からスマホへの切り替えを検討している方に向けて、両者の違いやスマホを利用するイメージ、料金についてお伝えします。

目次

モバイル(携帯電話)とスマホの違い

従来のモバイル(携帯電話)とスマホは、「持ち運びができるモバイルデバイス」と同じ役割ではあるものの、ビジュアルや機能は大きく異なります。

まずは、モバイル(携帯電話)とスマホの違いについて解説します。

モバイル(携帯電話)とは

モバイル(携帯電話)とは「移動式」「携帯できる」の意味を持つ英単語が語源の、音声電話(電話)に特化した携帯ができる電話です。

2001年頃から親しまれ、データ通信も利用できるものの、通信規格である3G回線でできることはメールや容量の軽いWebサイトの閲覧に限られていました。

「着うた」や「着メロ」、「ワンセグ」などの日本独自の特徴が進歩したため、最近では孤高の生態系を持つガラパゴス諸島になぞらえて 「ガラケー」とも呼ばれています。

そんなモバイル(携帯電話)ですが、3G回線を利用するものに関しては既にサービス終了済み、あるいはサービスの終了が迫っています。

<大手携帯キャリアの3Gサービス終了時期>

  • au(KDDI)……2022年3月31日
  • ソフトバンク……2024年4月15日
  • NTTドコモ……2026年3月31日

現在3G回線を利用するモバイル(携帯電話)を使っている方は、上記の期限を超えると音声通話(電話)もデータ通信(メールやインターネット)もできなくなり、事実上携帯電話としての機能が使えなくなります。

サービス終了後も今までと同様の機能を利用したい場合は、4G回線や5G回線を利用するスマホへ移行する必要があります。

スマホとは

スマホ(スマートフォン)は、音声通話だけでなく、パソコンと同じようにインターネットに接続するためのオペレーティングシステム(略してOS)を備えた携帯電話の総称です。

動画の視聴やライブ配信、オンラインゲーム、通話アプリなどの多くのデータ通信量を消費するコンテンツも利用できます。

また、これら1つ1つのソフトウェアは「アプリケーション(略してアプリ)」と呼ばれ、アプリストアから自由にダウンロードして利用できる点も特徴です。

モバイル(携帯電話)とスマホのサービスの違い

モバイル(携帯電話)とスマホのサービスの違い

携帯電話とスマホの見た目や機能面についての違いを、さらに詳しくチェックしてみましょう。

スマホは入力方法を選択できる!

モバイル(携帯電話)とスマホの大きな違いの1つに、文字の入力方法があります。

モバイル(携帯電話)には物理的なキーパッドがありますが、一般的なスマホにはありません。代わりにスマホでは、ディスプレイに表示されるソフトウェアのキーボードを使います。

ソフトウェアキーボードでは、いくつかの入力方法を選択できます。

  • トグル入力(携帯電話のキーボードに似た入力方法)
  • フルキー入力(パソコンのキーボードに似た入力方法)
  • フリック入力(スマホ特有の入力方法)

トグル入力では、「あ」「か」「さ」「た」「な」の五十音順に文字列が表示されます。あ行の「い」や「う」を入力したい場合は、「あ」のキーを2回、3回タップします。

携帯電話のキーパッドとよく似ているので、スマホへ移行して間もない方も直感的に操作しやすい入力方法です。

フルキー入力は、「か」を入力したい時に「K」「A」と打つローマ字入力方法です。英字に関してはワンタップで入力できます。フルキー入力は、パソコンのキーボードに慣れている方に好まれています。

フリック入力は、指の操作を使ったスマホ特有の入力方法です。キーボード配置はトグル入力と一緒ですが、目的の文字に触れた後、タップ回数ではなく指をはらう方向で文字を選択します。

たとえば「い」と入力したい場合、「あ」のキーを触り、上下左右に表示される「い」「う」「え」「お」の通りに、左にはらって「い」を入力します。

フリック入力は慣れるまでに時間がかかりますが、慣れてしまえばトグル操作よりも楽に、速く入力できます。

これらの入力方法は、スマホ上の設定からいつでも変更することが可能です。

スマホはアプリを自由にインストールできる

モバイル(携帯電話)では、購入時からあらかじめインストールされているアプリがあるほか、通信キャリアが用意するごくわずかなアプリがダウンロードできるのみでした。

一方のスマホはハイスペックなOSが備わっています。パソコンでできることは、ほとんどスマホでもできるといっても過言ではありません。

インターネット検索やオンライン通販、動画・映画視聴、ラジオ、SNS、オンラインゲーム、乗換案内から家計簿まで多くの種類があり、これらのアプリをお好みでダウンロードできます。

会社によってアプリのダウンロード方法は異なりますが、Apple社が提供するiPhoneの場合は「Appストア」、Google社が提供するAndroidの場合は「Google Playストア」からダウンロード可能です。

スマホはディスプレイが大きく高性能である

スマホは、動画やゲーム、インターネットの閲覧に適した大画面が基本となっており、モバイル(携帯電話)と比べて解像度やディスプレイの精度も高くなっています。

解像度は、HD(画面内のドット数:1,280×720)~フルHDの4倍の細かさを誇る4K(画面内のドット数:3,840×2,160)まで上がっており、滑らかな描写が可能です。

またディスプレイの種類でいえば、液晶ディスプレイは価格が安いけれど寿命が長い、有機ELディスプレイはコントラスト比が高く鮮明な映像を実現できるなどの特徴があります。

スマホは通信事業者によりさまざまなプランがある

スマホを利用する際は本体の価格とは別に、音声通話やデータ通信を行うための月額料金が発生します。

「音声通話(電話)」と「データ通信(インターネットを利用する通信)」をどれくらい利用するかを考慮して、適切な通信事業者のプランを選びましょう。

たとえば、使用用途は電話のみでデータ通信をほとんど行わない方には、音声通話がメイン+データ容量の少ないプランがベストです。

一方で、電話はあまり使用せずインターネットを多く利用したい方には、データ容量が多いプラン+通話オプションがおすすめです。

スマホはモバイル(携帯電話)より月々の費用が高いと思われがちですが、プラン次第では月額料金を1,000円以下に抑えることも可能です。

LINEMOはシンプルな2つの料金プランをご用意

LINEMOはシンプルな2つの料金プランをご用意

「LINEMO」は、通信事業者のソフトバンクが運営する格安SIM(MNO)です。シンプルなデータ通信専用の料金プランを2種類ご用意しています(※1)。

たくさんインターネットを利用したい方には20GBの「スマホプラン」、インターネットはあまり使わない方には3GBの「ミニプラン」がおすすめです。

スマホプラン ミニプラン
データ量 20GB 3GB
月額基本料(税込) 2,728円 990円
LINEギガフリー 対応 対応
データ量超過後の通信速度 最大1Mbps 最大300kbps
契約後のプラン変更 ミニプランに変更可能 スマホプランに変更可能
  • ※1「スマホプラン」「ミニプラン」について
  • ・時間帯により速度制御の場合あり。
  • ・通話従量制(22円/30秒)。ナビダイヤル(0570から始まる番号)など異なる料金の電話番号があります。
  • ・オンライン専用
  • ・その他の詳細は記事末尾の※5 を参照

LINEMOでは、音声通話対応SIMによる提供を行っており、通常の音声通話電話アプリで電話をかけることができます。通話オプションサービスに加入しない場合の通話料は、22円/30秒(税込)です。

通話オプションサービスは、短い電話をかける回数が多い方と、時間を気にせず好きなだけ通話を楽しみたい方に向けて2種類を選べます。

「通話準定額(※2)」:5分/回以内の国内通話が無料、550円/月(税込)
「通話定額(※2)」:国内通話が無料、1,650円/月(税込)

  • ※2 通話オプションについて
  • ・一部無料対象外通話あり。
  • ・通話準定額:5分を超えた場合は22円(税込)/30秒の通話料が別途かかります。
  • ・既にLINEMOをご利用中のお客様が本サービスをお申込みの場合や、月途中にオプション解除の申込をした場合、翌請求月から適用となります。ご契約回線を解約する場合、月額料は日割り計算を行いません。
  • ・その他の詳細は記事末尾の※6を参照

現在は「通話オプション割引キャンペーン2」実施中につき、「スマホプラン」、「ミニプラン」にご加入されてから6ヵ月間は「通話準定額」は実質月額0円、「通話定額」は実質月額1,100円(税込)で利用できます(※3)。

  • ※3 通話オプション割引キャンペーン2 について
  • ・一部定額対象外の通話あり。既にLINEMO利用中の方が本オプションを契約、または月途中に解除申し込みをした場合、翌請求月から適用。契約回線を解約する場合、本オプションの月額料金は日割計算を行いません。
  • ・通話準定額における1回あたり5分を超える国内通話は、30秒につき22円(税込)の通話料が別途かかります。
  • ・通話準定額又は通話定額に加入していない月は割引適用されません。
  • ・オプションに加入していない期間も通算して割引適用期間をカウントします。

また、LINEMOの料金プランに適用される「LINEギガフリー」(※4)も大きなメリットです。

LINEギガフリーはLINEアプリ上でのトークや音声通話、ビデオ通話がギガ消費ゼロで利用できるサービスです。たとえひと月のデータ容量を使い切っても、LINEアプリの通信速度は落ちません。

  • ※4「LINEギガフリー」について
  • ・トークでの位置情報の共有、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部LINEギガフリーの対象外があります。
  • ・その他の詳細は記事末尾の※7 を参照

モバイル(携帯電話)からの移行はスマホがおすすめ!格安スマホでお得に利用しよう

この記事では、モバイル(携帯電話)とスマホの違いやスマホを利用する際のメリットをご紹介しました。

3G回線のモバイル(携帯電話)はまもなくサービスが終了しますが、お得にスマホへ乗り換えるタイミングでもあります。「スマホに変えたらインターネットを利用してみたいな」と考えている方は、データ通信専用プランが安いLINEMOをぜひ検討してみてください。

  • ※5「スマホプラン」「ミニプランについて」
  • ・時間帯により速度制御の場合あり。
  • ・通話従量制(22円/30秒)。ナビダイヤル(0570から始まる番号)など異なる料金の電話番号があります。
  • ・契約者年齢が18歳以上であることが必要です。
  • ・法人は対象外です。
  • ・3G専用端末、VoLTEに対応していない端末、SIMロック解除に対応していない端末など一部対象外端末あり。
  • ・MMS(キャリアメール)は利用できません。
  • ・SMSや海外でのご利用分などは別途料金が発生します。
  • ・1カ月あたりのデータ利用量がデータ量上限を超えた場合、月末まで、送受信時の通信速度を最大で、スマホプランについては1Mbps、ミニプランについては300kbpsに制限します。
  • ・データ量上限を超過した場合、追加データ(550円/1GB)を購入することで、通常速度でご利用いただけます。
  • ・月途中に解約の場合は、日割り計算は行いません。
  • ・ネットワークサービスの安定的な提供のため、時間帯により、動画、ゲーム等のサービス、AR(拡張現実)等の機能を用いたサービス、その他トラヒックの混雑を生じさせるおそれのあるサービスのご利用にあたり、通信速度を制御します。
  • ・通信が混雑し、又は通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、速度を制御する場合があります。
  • ・一定期間内に著しく大量の通信を継続的に行い、機械的な通信と当社が判断した場合は、当該通信を行うお客さまに対して通信速度を制限することがあります。
  • ・余ったデータ量は翌月以降に繰り越しません。
  • ※6「通話オプション」について
  • ・国際通話、0180、0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料、番号案内(104)等は無料通話の対象外です。その他当社が指定する電話番号(当社以外が提供する電話サービスの利用にあたり接続する電話番号、一方的な発信又は機械的な発信により、一定時間内に長時間又は多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号など)は、無料通話の対象外となります。
  • ・既にLINEMOをご利用中のお客さまが通話準定額・通話定額に加入した場合や、月途中に解除申込をした場合は、翌請求月から適用となります。
  • ・ご契約回線を解約する場合、通話準定額・通話定額の月額料金は日割り計算を行いません。
  • ・通話準定額の場合、5分を超える国内通話は、30秒につき22円の通話料が別途かかります。
  • ※7 「LINEギガフリー」について
  • ・トークでの位置情報の共有、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部LINEギガフリーの対象外があります。
  • ・OS、ブラウザ又はアプリケーションのバージョンアップ、アップデート、Wi-Fiからの切替その他技術的要因により、ギガフリーの対象外となる場合があります。詳細は、LINEMOホームページをご確認ください。
  • ・iOS15以降でiCloud+を利用する際に、プライベートリレーをオンに設定した状態でSafariブラウザからギガフリーの対象サービスを利用すると、データ量を消費する場合がございます。プライベートリレーをオフにした場合、iOS14以前同様にギガフリーの対象サービスがデータ量を消費せずご利用いただけます。
  • ・ギガフリーの対象サービスは、変更、追加、廃止又はギガフリーの対象外となることがあります。
  • ・時間帯により速度制御される場合あります。
  • ・LINEサービス内で有料のサービスを利用する場合は、別途お支払いが必要です。

※当ページの内容は公開日時点の情報です。
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