「中学生になって周りにスマホを持っている子どもが増えたけど、自分の子どもにスマホを持たせても本当に大丈夫なのか」と悩んでいる保護者の方もいるのではないでしょうか。
スマホは連絡手段として使えるため便利だとはわかりつつも、勉強の妨げにならないか、トラブルに巻き込まれないかなど不安要素もあるでしょう。
本記事では、中学生がスマホを持つメリット・デメリット、スマホを持たせる場合はどんなことに注意するべきかなどを紹介します。
更新日:2023.9.26
2022年度(令和4年度)「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、中学生の78.9%がスマートフォンを利用し、さらに中学生のスマートフォン利用者の91%が「自分専用のものを使っている」と回答しています。
中学生がスマホを持つことは一般的になりつつあるものの、「中学生の子どもにスマホを持たせるのか、持たせないのか」は、保護者として誰もが悩む問題です。
実際に中学生にスマホは必要なのか、まずは判断ポイントとなるメリット・デメリットをみていきましょう。
中学生にスマホを持たせるメリットとして、主に次の3点が挙げられます。
子どもにスマホを持たせていれば、電話やLINEでいつでも保護者の方と連絡を取ることができます。習い事に通う子どもや遊びに出かける子どもにスマホを持たせれば、気になるときにすぐに電話やメールでやり取りできるため安心です。
また、事故やトラブル、地震などの非常事態の際に安否を確認する連絡手段のひとつとなる点も大きなメリットです。
スマホを子どもに持たせれば、GPS機能で居場所を確認することができます。
iPhoneは「ファミリー共有」、Androidは「Googleのファミリーリンク」といったGPS機能が存在し、子どもの位置情報が分かります。
通学時に状況を把握できたり、万が一トラブルが発生した際も足取りがわかったりと、安心材料になります。
子どもにスマホを持たせれば、自分専用の端末でインターネットを用いた情報収集ができるようになります。
パソコンよりも手軽に分からないことについて調べたり、勉強のために解説動画を見たりと、できることは大きく広がります。中学生のうちからスマホを持たせることで、情報収集力を身に着けるためのきっかけとなるでしょう。
続いて、中学生にスマホを持たせるデメリットをみていきましょう。デメリットは主に次の3点が挙げられます。
スマホを持たせることで、昼夜が逆転してしまったり、スマホが手元にないと落ち着かなくなってしまったりなど、子どもがスマホに依存する可能性もあります。動画視聴やゲームがやめられず、勉強の妨げになるかもしれません。
大人でもスマホの利用頻度を適切に管理できない場合があるため、中学生であればなおさらです。
そのため、場合によっては保護者の方が使用時間を管理することも必要となります。
中学生の子どもがスマホを持つことで、SNSを通じて悪意のある人物とつながってしまったり、個人情報が流出したりと、様々なトラブルに巻き込まれるリスクが生じます。
また、スマホを通じて学校の友達とのやり取りをする中で、人間関係のこじれやいじめに発展するケースもあります。
トラブルを極力避けるためにも、子ども自身がスマホの適切な使い方を学んでいくことが大切です。
スマホの機種代金や通信費の支払いが生じる点も、保護者として確認しておきたいポイントです。選ぶ機種や料金プランによっては、毎月の支払いも高額になる可能性があります。
家計への負担を抑えたいと考えている場合、機種や料金プランは慎重に選ぶ必要があります。
中学生にスマホを持たせる場合は、使用時間の管理やフィルタリングサービスの利用など、家庭内のルール作りを検討しましょう。
使用ルールを事前に考えておけば、スマホの使い過ぎやトラブルが起こるリスクは少なくなるはずです。
ここで、中学生にスマホを持たせる際に注意しておくべきポイントを紹介します。
動画やゲームなどが原因のスマホの長時間使用は、多くの保護者の方が不安に感じる点です。
スマホの使い過ぎが心配な場合は、「○○時以降はスマホを使わない」「スマホを使うのは1日何時間まで」などルールを決めてみましょう。
スマホの使用を許可する場合でも、子どもと一緒にスマホを使用する際のルールを決め、メリハリをつけて使用することが大切です。
iPhoneでは「スクリーンタイム」、Androidでは「ファミリーリンク」という機能があります。この2つの機能では、保護者の方のスマホで子どものスマホの使用時間を確認することや、子どものスマホアプリの使用時間に制限をかけることができます。
「ルールを決めるだけでは、スマホの使い過ぎを制限できないかもしれない」と感じている方は、こうした機能を活用して積極的に管理する方法も検討しましょう。
インターネットには数多くのサイトが存在し便利な反面、子どもにとって不適切で有害なサイトも多く存在します。そのような不適切なサイトやアプリへのアクセスを制限するサービスが、「フィルタリングサービス」です。
フィルタリングサービスを利用するには、サービスを提供する各携帯会社に申し込む必要がありますが、設定後は安全かつ安心して子どもがスマホでインターネットを利用できるようになります。
契約先を選ぶタイミングで、フィルタリングサービスの有無を確認することをおすすめします。
LINEMOは、iPhone向けのフィルタリングサービス「あんしんフィルター(※1)」を無料で提供しています。不適切なサイトや有害なアプリをフィルタリングして、安全にスマホを使うことを手助けします。
なお、あんしんフィルターには、「小学生モード」、「中学生モード」、「高校生モード」、「高校生プラスモード」の4種類があり、年齢に合わせて適切に制限対象のフィルター強度を選べます。子どもの要望を汲みながら、個別にサイト閲覧を許可するカスタマイズも可能です。
また、LINEMOは費用を抑えてスマホデビューができる点も注目です。LINEMOには、月額990円(税込)のミニプランと月額2,728円(税込)のスマホプランがあり、格安料金で契約ができます(※2)。
「子どもにスマホを持たせるにしても、費用の面がどうしても気になる」という場合は、LINEMOがおすすめです。
スマホプラン | ミニプラン | |
---|---|---|
データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
そのほか、LINEMOには「LINEギガフリー」(※3)のサービスもあります。これは、LINEのトークや音声通話、ビデオ通話がギガ消費ゼロで利用できるサービスです。親子でLINEMOを契約すれば、LINEのギガを気にせず密に連絡を取り合うことができます。
安心かつ、お財布にも優しい契約先を探している方は、ぜひLINEMOを検討してみてはいかがでしょうか。
中学生のスマホの所持率は今や6割を超え、中学生になった子どもにスマホを持たせるべきかどうかは、多くの保護者の方にとって悩みどころです。
スマホを持つことでトラブルに巻き込まれてしまうリスクがありますが、適切なルール作りや保護者の方による使用時間の管理によって対策することは可能です。フィルタリングサービスの活用によりリスクを減らすことができます。
もしもの時の連絡手段となる点では、子どもにスマホを持たせているとやはり安心です。正しい使い方や、対策方法を理解して、ぜひこの機会に中学生のスマホデビューを検討しましょう。
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