スマートフォンの速度制限が発生すると、インターネットやゲームアプリなどを快適に利用しづらくなります。
解除する方法は、追加料金を支払ったり時間経過を待ったりすることが主なため、なるべく速度制限が発生しないように気をつけましょう。
この記事では、速度制限の仕組みやかかってしまったときの対処法、かからないためのコツなどを解説します。
更新日:2023.7.21
スマートフォンの速度制限とは、契約時に定められた通信データ容量を使いきった状態で通信をした際に通信速度が遅くなることを指します。
利用しているプランで決められたデータ容量を超過して通信を続けると、インターネットの通信速度が普段より低下します。速度制限にかかった場合、Webサイトの閲覧、動画の再生の読み込みなどに影響が出ます。
各キャリアサービスで設定されている速度制限の解除の条件は、基本的に時間経過となり、一定期間が過ぎると自動的に解除される仕組みです。追加データを購入し対応する方法もあります。
通信データ容量はYouTubeで動画を視聴したり、LINEの音声通話機能を使用したりすると消費されていきます。
以下の表は、YouTubeの動画視聴やLINEの通話などを1時間使用した場合の消費する通信データ容量の目安となります。
時間 | 通信データ容量の消費量 | |
---|---|---|
YouTubeの動画視聴 | 360pで1時間視聴 | 350MB |
YouTubeの動画視聴 | 720pで1時間視聴 | 1.1GB |
LINEの音声通話 | 1時間通話 | 18MB |
LINEのビデオ通話 | 1時間ビデオ通話 | 307MB |
LINEMOのスマホプランの月間通信データ容量は3GBまたは20GBの2つから選べます。
20GBあれば、メールのやりとり、ゲームや動画閲覧、音楽のダウンロードなど頻繁にする方も快適に利用できます。
以下ではスマートフォンの速度制限にかかってしまったときの対処法を順番に解説します。
スマートフォンの速度制限にかかってしまっても、Wi-Fi接続なら影響を受けません。
スマートフォンの速度は契約している携帯電話会社のインターネット回線を利用して、通信データ容量を使いきると、制限が発生してしまいます。
一方で、Wi-Fiはスマートフォンの速度制限とは別のものなので、自宅に光回線やインターネット回線があるなら、自宅のWi-Fiを活用しましょう。
速度制限が発生した時でも、自宅のWi-Fiにつなげば、問題なくネットや動画を楽しめます。
なお、外出先や旅行先でWi-Fiを利用したい場合は、モバイルWi-Fiルーターがおすすめです。
ただし、インターネット回線やモバイルWi-Fiルーターにも速度制限が設定されている場合があるため、事前に制限があるか確認するなど対策をしましょう。
契約している携帯電話会社にもよりますが、月間通信データ容量は追加料金を支払うとデータ容量を増やすことができます。
LINEMOのプランを利用されている場合は、月間通信データ容量を使いきると1GBあたり、550円(税込)で追加購入可能です。
通信データ容量を追加購入した時点で速度制限は解除されるため、翌月1日まで待つ必要はありません。
スマートフォンの通信速度は、月単位で制限されているので、制限解除の日まで待てば自動的に通常の速度に戻ります。
LINEMOの場合は翌月1日に解除されるので、当月5日や29日に制限されたとしても、どちらのケースでも翌月1日まで待ちます。
ただし、携帯電話会社によって速度制限の解除されるタイミングが異なるので、しっかりと確認しましょう。
速度制限にかからないためのコツを順番に紹介します。速度制限で毎月困っている方は、ぜひ参考にしてください。
速度制限にかからないためには、自分のスマートフォンの使い方に合った料金プランを選ぶことが重要です。
通信会社の料金プランによって月間通信データ容量は異なります。インターネットやアプリ、動画などを多く利用する方の場合は、通信データ容量が多いプランがおすすめです。
また、通信会社によっては、特定のアプリを利用しても通信データ容量が消費されないサービスがあります。
LINEMOは、LINEのトークや音声通話、ビデオ通話がし放題のLINEギガフリーを提供しています。
データ容量を使い切って速度制限がかかっても、LINEアプリの通信速度は落ちることなくサクサク使えます。
LINEMOのように、自分が使用する頻度が高いアプリをお得に利用できるサービスを検討するのも良いでしょう。
バックグラウンド通信とは、スマートフォンにインストールしているアプリが、使用していないときに行われる通信です。
スマートフォンのアプリによっては、バックグラウンド通信でアプリのバージョンをアップデートできますが、その際に通信データ容量を消費します。
スマートフォンの速度制限にかからないためにも、バックグラウンド通信をオフにしましょう。
iPhoneやAndroidスマホでバックグラウンド通信をオフにする方法は下記のとおりです。
なお、OSのバージョンや使用している機種によっては動作が異なる場合があるため、詳しくは公式の情報をご参照ください。
1. 「設定」をタップ
2. 「一般」をタップ
3. 「Appのバックグラウンド更新」をタップ
4. バックグラウンド通信をオフにしたいアプリを選択
1. 「設定」をタップ
2. 「ネットワークとインターネット」をタップ
3. 「データセーバー」をタップ
4. 「データセーバー」をオン
5. 「無制限のデータアクセス」をタップ
6. バックグラウンド通信をオフにしたいアプリを選択
通信データ容量の消費量を定期的に確認しておけば、使いすぎや速度制限を防ぐことができます。
スマートフォンのOSや機種にもよりますが、通信データ容量の消費量が一定に達すると自動で知らせてくれる機能があります。料金プランの月間通信データ容量より手前に制限を設定しておけば、速度制限を意識しやすくなります。
また、動画や音楽のダウンロード、ゲームのアップデートなど通信データ容量の消費量が多い操作をするときは、Wi-Fiにつなげるなどの工夫をしましょう。
通信データ容量が気になる方は、LINEMOのスマホプランがおすすめです。LINEMOはソフトバンクが運営している事業者(MNO)のため、ソフトバンクと同一回線を利用することができます。
料金プランは「スマホプラン」「ミニプラン」の2つで、速度制限はスマホプランで最大1Mbps、ミニプランで300kbpsとなっています(※1)。
スマホプラン | ミニプラン | |
---|---|---|
データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
LINEMOにはスマホプランとミニプランがあり、どちらも「LINEギガフリー」が対応しています(※2)。「LINEギガフリー」は、LINEのトークや音声通話、ビデオ通話など特定の機能の通信データ容量が消費されないサービスです。
スマホプランは月間通信データ容量が20GBで、月額基本料が2,728円(税込)です。通信データ容量が多いので、ゲームや動画などを沢山利用する方におすすめの料金プランとなります。
ミニプランは月間通信データ容量が3GBで、月額基本料が990円(税込)と抑えられており、LINEやインターネットがメインな方にぴったりです。ミニプランもLINE使い放題なので、LINEでの写真や動画の送受信も、長時間のビデオ通話もギガを気にせず楽しむことができます。
自分のライフスタイルや使い方に合わせて、ミニプランからスマホプラン、スマホプランからミニプランに料金プランを切り替えることができます。
速度制限は、契約時に設定された通信データ容量を使いきった場合に発生します。
スマートフォンの速度制限にかかってしまったときの対処法は以下などがあります。
LINEMOでは、お客様の使い方に合わせて選べる「ミニプラン」「スマホ」プランをご用意しています。
速度制限で毎月困っているという方は、データ容量の消費量の確認、利用料金プランの見直しなどできるものから対策をしてみてください。
※当ページの内容は公開日時点の情報です。
※表示価格は特に断りがない限り税込です。