携帯電話会社のメッセージサービスとして、「MMS」や「SMS」があります。MMSとはどんなサービスなのか、MMSとSMSはどんな違いがあるのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。普段、MMSを使っている方でも、MMSが実際どんなサービスなのか、細かいところまでは分かっていないということもあるかもしれません。
本記事では、MMSのサービスの概要や、MMSとSMSの違いなどについて詳しく紹介します。
更新日:2022.11.18
MMSは、マルチメディアメッセージングサービスの略で、「~@softbank.ne.jp」などのキャリア独自のメールアドレスを利用したチャット形式のメッセージサービスです。
キャリアメールとも呼ばれ、長文メールや写真などの添付ファイルの送受信や、他社携帯のメールアドレスやパソコンへの送受信が可能です。キャリアでは、ソフトバンクとauでMMSのサービスが提供されていて、ドコモ、楽天モバイルは非対応となります。
チャット形式のメッセージサービスには、MMSのほかにもSMSがあります。ソフトバンクを例に、MMSとSMSの違いを比較してみましょう。
MMS(S!メール) | SMS | |
---|---|---|
宛先 |
・Eメールアドレス ・電話番号(ソフトバンク宛のみ利用可) |
・電話番号 |
送信先 |
・ソフトバンク携帯電話 ・他社の携帯電話 ・PHS ・パソコンなどのEメール対応機器 |
・ソフトバンク携帯電話 ・他社の携帯電話(NTTドコモ/au/沖縄セルラー/ワイモバイル(PHS含む)/SMS付きプランを契約している格安SIM(MVNO) ・PHS |
最大送受信サイズ | ・2MB(※1) | ・670文字(半角英数字のみの場合1530文字)まで(※2) |
SMSは電話番号への送信が可能です。一方 MMSについては、Eメールアドレス、ソフトバンクの電話番号宛への送信が可能です。
最大受信サイズは、MMSでは2MB(※1)、SMSでは、670文字(半角英数字のみの場合1530文字) (※2)までのため、MMSの方が大容量の通信が可能です。
MMSとSMSの送信・受信で、どれぐらいの料金がかかるのか、ソフトバンクを例に詳しく見ていきましょう。
MMSの料金は、ソフトバンクの最新プランの「メリハリ無制限」「ミニフィットプラン+」の場合、以下の通りです。ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの利用者宛は無料、それ以外はデータ定額に含まれる形です。
料金プラン | 配信先 | 送信・読出料 |
---|---|---|
・メリハリ無制限 ・ミニフィットプラン+ |
ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO | 無料 |
その他 | データ定額に含まれます |
SMSの料金は、送信については、140バイト以内(半角英数字のみで160文字以内)であれば、最大で1通あたり3.3円(税込)が発生します。受信は無料です。
最新プランの「メリハリ無制限」や「ミニフィットプラン+」のSMSの料金は以下の通りです。160文字を超えると、~33円(税込)の料金が発生します。
料金プラン | 配信先(※3) | 送信 | 受信 |
---|---|---|---|
国内通話かけ放題の「定額オプション+」(月額1980円(税込))に加入 | ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO | 無料(※4) | 無料 |
上記以外 | 3.3円(税込)/通(※5) | ||
・5分以内の国内通話かけ放題の「準定額オプション+」(月額880円(税込))に加入 ・通話のオプションなし |
ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO | 3.3円(税込)/通(※5) | 無料 |
上記以外 |
MMSは、ソフトバンクやauなどのキャリア以外の携帯電話会社では現状利用できません。つまり、格安SIM(MVNO)のLINEMOやワイモバイルなどでは、MMSは使えないということです。
現在、メッセージのやり取りにMMSをメインに使っていつつも他社への乗り換えを考えている場合は、MMS以外のメッセージアプリを今後は利用する必要があります。
MMSの代わりのアプリには、LINEやmessenger、チャットワーク、slack、カカオトークなどがあります。
そのなかでもおすすめのLINEのユーザー数は9,200万人(※6 )にのぼり、SNS利用者中83.2%(※7 )という高い利用率で、幅広い年齢層の方に利用されています。MMSと合わせて利用されている方も多いかもしれません。
また、ソフトバンク、ドコモ、auでは、携帯電話番号でメッセージや画像・動画・ スタンプなどのやりとりができるメッセージアプリ「+メッセージ(プラスメッセージ)」が提供されています。今後は、 格安ブランド でも「+メッセージ(プラスメッセージ)」の 提供を 開始す る予定で、LINEMOでは2022年春から「+メッセージ(プラスメッセージ)」を開始しています 。
MMSをメインに使いつつも他社への乗り換えを考えている場合は、LINEや+メッセージなどの利用がおすすめです。
キャリアからの乗り換えを考えている方には、「LINEMO」がおすすめです。LINEMOでは、オンライン手続き専用ならではの格安料金で、高品質な通信を提供しています。
LINEの対象機能がギガの消費なしで使える「LINEギガフリー」のサービスもあり、メッセージアプリの快適さにはこだわりたい方にも、おすすめです(※8)。
LINEMOでは、LINEのトーク、音声通話、ビデオ通話などがギガの消費なしで使える「LINEギガフリー」を提供しています(※9)。
トークや、音声通話、ビデオ通話であれば、いくら使っても追加で料金は発生しません。ビデオ通話を繋ぎっぱなしで長電話をするなどの使い方も、LINEMOユーザーはデータ通信量を気にすることなく可能です。
利用者が多く、多くの方と やり取りが できるLINEアプリを 気兼ねなく使えるのは、LINEMOならではの魅力です。
LINEMOでは、月額990円(税込)からの格安料金で、音声通話付きのプランを提供しています。料金プランは、スマホプラン、ミニプランの2つです(※10)。
項目 | スマホプラン | ミニプラン |
---|---|---|
データ量 | 20GB | 3GB |
月額基本料(税込) | 2,728円 | 990円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps |
契約後のプラン変更 | ミニプランに変更可能 | スマホプランに変更可能 |
動画やゲームなどたっぷり通信を使いたい方は「スマホプラン」、Webの閲覧やメッセージが中心でライトに使いたい方は「ミニプラン」がそれぞれおすすめです。スマホの使い方に合わせて、シンプルにプランを選べます。
もちろん契約後のプラン変更も可能です。オンラインで申請をすれば、翌月1日からプランが変更されます。「3GBだと足りなかった」「20GBは多かった」という時も、ご自身に合ったプランへ変更できます。
MMSは、メールアドレスを利用したチャット形式のメッセージサービスです。文字や画像付きのメッセージが送信できることや、メールアドレス宛に送信できることが、SMSと比較した時の大きな特徴となります。
MMSは、執筆時点では利用できない携帯電話会社もあります。代わりのメッセージアプリとしては、利用者数の多いLINEアプリがおすすめです。
LINEギガフリーで、気兼ねなくLINEのトークや音声通話などが利用できるLIMEMO。
メッセージアプリも通信も快適に使える乗り換え先を探している方は、ぜひLINEMOを検討してみてはいかがでしょうか。
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※表示価格は特に断りがない限り税込です。