「SIMカード」って何?知っておきたい種類と選び方、取り扱いの注意点など

「SIMカード」って何?知っておきたい種類と選び方、取り扱いの注意点など

Facebook
シェア
Twitter
ツイート
LINE
送る

スマートフォンを使ううえで欠かせないSIMカード。

しかし、スマートフォンの購入時や回線の契約時以外では目にする機会も少なく、「SIMカードの存在や言葉は知っているけど、どういったものなのかはよくわからない」という方も意外に多いのではないでしょうか?

日常でスマートフォンを使用する際には、SIMカードについて意識する場面はあまりないかもしれません。

しかし、SIMカードがなければ、スマートフォンの機能をフルに活用することができないのも事実です。

今回は、SIMカードの選び方や格安SIMとの違いなど、SIMカードに関する基礎知識を解説します。

目次

そもそも「SIMカード」って何?

まずは、SIMカードがどのようなものなのか、そして「格安SIM」や「格安スマホ」とは何が違うのか、という点から見ていきましょう。

SIMカードとは

SIMカードとは、契約者情報を記録したチップがついた小型のICカードです。

「加入者識別モジュール」を意味する英語「Subscriber Identity Module」の頭文字を取って「SIM(カード)」と呼ばれています。

SIMカードをスマートフォンやタブレットなどのデバイスに挿入することで、電話や4G・5Gといったデータ通信を使用することが可能。

通信端末を使用する際にSIMカードを取り出すことはなく、基本的には新規でスマートフォンを購入したとき、機種変更を行ったとき、携帯電話会社を乗り換えたとき、海外用のSIMカードへ入れ替えるとき以外に、目にすることはほとんどないと言えます。

「格安SIM」「格安スマホ」とは何が違う?

SIMカードと混同しやすい言葉に、「格安SIM」や「格安スマホ」などがあります。

その違いについて見ていきましょう。

・格安SIMとは

格安SIMはSIMカードそのものではなく、「大手携帯電話会社と比べて利用料金が安い携帯電話会社(MVNO)や、MVNOが提供する通信サービス」を指すのが一般的です。

格安SIMにはさまざまな選択肢があるため、料金や自分の使い方に合わせて自由に選べるのが特徴。

また、一部の携帯電話会社では、特定のアプリやサービス上でのデータ通信がカウントされない「データフリープラン」や「電話かけ放題」といった独自のサービスを提供しています。

・格安スマホとは

格安スマホは、格安SIMと同様に「利用料金が安い携帯電話会社」を指す場合と、「携帯電話会社が低価格で提供しているスマートフォン端末」を指す場合の2種類があります。

最近では、毎月の利用料金が安い携帯電話会社を指すケースが多くなっているようです。

SIMカードにも種類がある?

SIMカードにも種類がある?

SIMカードにはサイズ別・機能別にいくつかの種類があります。

SIMカードのサイズ

SIMカードは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3つのサイズに分けられています。

現在はnanoSIMが主流となっていますが、やや古い機種などではmicroSIMが使われていることもあります。

SIMカードのサイズを間違えると、スマートフォンに挿入することができません。

そのため、スマートフォンやSIMカードを購入する際は、それぞれが対応しているサイズを事前にチェックしておきましょう。

SIMカードの機能

SIMカードを端末に装着することで、「電話回線を使用した音声通話」「データ通信」「SMS(ショートメッセージサービス)」が使用できるようになります。

SIMカードは機能別に「音声SIM」「データSIM」「データ+SMS」の3種類があり、自分の使い方に合ったSIMを契約することが可能です。

また、SIMカードの種類によって月額料金も異なるため、契約前にどのような使い方をしたいのか考えておきましょう。

それぞれのSIMカードで使える機能は、以下のようになっています。

音声SIM

使える機能:音声通話(電話)、データ通信、SMS

データSIM

使える機能:データ通信のみ

SMS SIM

使える機能:データ通信、SMS

名称は会社によって異なる場合はありますが、機能は同じです。

例:音声SIMを「デュアルタイプ」、データSIMを「シングルタイプ」

電話回線を使用した通話ができるのは音声SIMのみですが、最近ではLINEなどのコミュニケーションアプリを使った通話を使用する方も増えています。

アプリでの通話はデータ通信で行われるため、音声SIMでなくとも通話することは可能です。

ただし、データSIMの場合は電話番号やSMSが使えないことから、会員登録などが難しくなるケースもあるので覚えておきましょう。

また、データSIMは緊急通報(110番や119番)ができません。 緊急時に救急車や警察に電話をかけることができないリスクがあります。050のIP電話を別途取得したとしても、110番や119番はかけられないので注意しましょう。

SIMカードとeSIMについて

SIMカードは、契約の変更や通信プランの変更などを行うときに、物理的にカードの入れ替え(抜き差し)を行います。

それに対し、スマートフォンなどの端末にあらかじめSIMカードの役割を果たすチップが埋め込まれており、抜き差しする必要がないものを「eSIM(イーシム)」と言います。

eSIMでは、「プロファイル」と呼ばれるデータを取り込むことによって、SIMカードを装着した状態と同じように端末が使用できるようになります。

物理的なSIMカードで契約すると、配送でSIMカードが届くまでの待ち時間が数日かかりますが、eSIMであれば申し込み完了後数時間で利用開始できます。

eSIMはiPhone XS以降、AndroidではGoogle PixelシリーズのPixel 4以降など、まだ一部の端末しか対応していないのが現状です。

eSIMを使いたい方は、事前にチェックしておきましょう。

SIMカードの選び方が知りたい!

使用する端末に合うサイズのSIMカードを選ぶ

使用する端末に対応したサイズのSIMカードでなければ、装着することはできません。

まずは「自分の使用する端末に対応したSIMカードのサイズ」を調べておきましょう。

最近ではnanoSIMが主流となっているため、昔に発売された中古端末などでない限り、対応サイズはnanoSIMであることがほとんどです。

使用する目的に沿った機能のSIMカードを選ぶ

「音声SIM」「データSIM」「SMS SIM」では、使える機能や使用料が大きく異なります。

「メインとして電話も通信もしっかりと使いたい」

「2台目として持ちたいからとにかく出費を安く抑えたい」

「子どもに持たせる“初めてのスマートフォン”として使いたい」

など、スマートフォンをどのように使いたいかによって、契約するSIMカードを選ぶようにしましょう。

対応端末なら、本体一体型の「eSIM」も!

最新のスマートフォンを購入するのであれば、eSIMに対応した端末を選択するのも手です。

eSIMであれば物理的にSIMカードを抜き差しする必要がないので、サイズ選びで失敗することもなく、紛失や破損の不安もありません。

また、携帯電話会社の切り替えが容易、複数の端末で携帯電話情報の共有が可能、といったメリットもあります。

これからスマートフォンの購入や買い替えを検討しているなら、eSIMに対応した端末を選んでみてはいかがでしょうか。

端末にはロックがかかっている?

端末にはロックがかかっている?

国内の大手携帯電話会社でスマートフォンを契約・購入した場合、一般的に他社のSIMカードが使用できないように端末にはロックがかかっています。

これが、「SIMロック」です。

SIMロックを解除する

これまで当たり前だった「SIMロック」ですが、総務省は「SIMロックが利用者の囲い込みにあたる」などの観点から、大手携帯電話会社に対して端末販売時にSIMロックの解除を義務付けました。

これにより現在では、契約している携帯電話会社の窓口でSIMロック解除の手続きを行い、他の携帯電話会社と契約をしても端末が使用できるようになっています。

また、2021年10月からはSIMロック自体が原則禁止となり、以降はSIMロックが解除された状態で端末が販売されるようになるとされています。

<SIMロック解除に関する情報>

端末のSIMロック解除は、端末を購入した大手キャリアで可能です。SIMロックが解除されているかわからない場合も、一度下記リンク先をご確認ください。

ドコモのMNPについて

auのMNPについて

ソフトバンクのMNPについて

SIMロックがかかっていないSIMフリー

SIMフリーとは、SIMロックが解除された状態、または最初からSIMロックがかかっていない状態を指す言葉です。

SIMフリーのスマートフォンなら、基本的にどの携帯電話会社のSIMカードでも使うことができます。

SIMフリーのスマートフォンを手に入れる方法には、以下のような選択肢があります。

・大手携帯電話会社で契約したスマートフォンのSIMロックを解除する
・家電量販店などで購入する
・メーカーから直接購入する
・SIMロック解除済みの中古スマートフォンを購入する

SIMカードに関する疑問を解消

SIMカードに関する疑問を解消

SIMカードを扱うときの注意点は?

SIMカードはとても小さいですが、非常にたくさんの情報が詰まった精密なパーツです。

そのため、取り扱いには十分注意しなければなりません。

折り曲げたり傷付けたりするのはもちろんNG。

チップ部分に指紋などの汚れが付いていると、データが正常に読み込まれなくなってしまう恐れがあります。

また、SIMカードを紛失してしまうと、電話番号などの個人情報が流出してしまうばかりか、SMSなどを使ったワンタイムパスワードを使って情報が抜き取られてしまうこともあります。

自分のSIMカードを家族のスマホに入れても、使うことはできる?

家族のスマートフォンがSIMロック解除済み、または同じ携帯電話会社と契約しており、SIMカードのサイズが対応していれば、家族のスマートフォンで自分のSIMを使うことも可能です。

SIMカードは契約情報が記録されているだけで、スマートフォンで保存していた画像はアプリなどの情報は入っていません。

SIMカードを移行させてもスマートフォン本体のなかに保存しているデータが移動されるわけでないため、その点には注意しましょう。

SIMカードの基礎知識を持って、正しく選ぶことが大切!

SIMカードにはサイズや機能などいくつかの種類があり、使用したい端末や目的に合ったものを選ぶ必要があります。

「格安SIM」「格安スマホ」など混同しがちな言葉もあるため、理解するのが難しいと感じてしまうかもしれません。

しかし、SIMカードはスマートフォンを使用するうえで欠かすことができない重要なパーツです。

まずは基本的な知識をしっかりと押さえておき、後悔や失敗のないように購入・運用するようにしましょう。

※当ページの内容は公開日時点の情報です。
※表示価格は特に断りがない限り税込です。

Facebook
シェア
Twitter
ツイート
LINE
送る

格安SIMと大手キャリアの格安ブランド・プランの違いは?メリットやデメリット、使い始めるときの手順を解説

MVNOって何? 格安SIMと格安スマホの違いってあるの?

同じカテゴリの記事 同じカテゴリの記事

Pick up!キャンペーン